アニメ『鬼滅の刃』で注目された昭和書体がAbobe Fontsに登場 Adobe MAX 2021で公開されたアドビ製品の新情報は?

Adobe MAX 2021で公開されたアドビ製品の新情報

Behanceでコンテンツを売買可能に 暗号資産も編集履歴で確認

 アドビのクリエイティブコミュニティー「Behance」にて、Creative Cloudメンバーであれば有料サブスク経由で対価を得ることができるようになった(手数料無料)。これまで自分の作品をプレミアムコンテンツとして公開できたのは一部のクリエイターのみであった。Behanceには過去1年間に1億6千万人以上が訪問、22億5千万回以上が作品を閲覧。現在は2800万人以上のクリエイターが参加している。

 なおBehanceのユーザーは、完全にインタラクティブなプロトタイプの絞り込み検索ができるようにもなっている。数百万点もの画像をカメラやレンズの種類で条件検索でき、Adobe Senseiに搭載の「類似を探す」検索が使えたり、プロファイルまたはプロジェクトページからNFTを表示できるようになる。

 またCreative Cloudユーザーを対象として、コンテンツクレデンシャル機能のベータ版をリリースした。これはコンテンツクレデンシャルに対応した画像のメタデータと編集履歴を暗号化して署名するPhotoshop内の技術で、Adobe Stockから素材を得た際にコンテンツクレデンシャルが自動的にダウンロードされるというもの。

 こうしたワークフローによりコンテンツ認証イニシアティブが機能し、ソーシャルメディアのプロファイルとPhotoshop内の暗号資産のアドレスがリンクされることになる。それに伴い専用サイトも新たに開設。コンテンツクレデンシャル機能に対応した画像のメタデータや編集履歴を確認することができる。

 各製品やサービスの詳細な概要は、アドビの公式ブログに記されている。ユーザーによって利用頻度の高い製品は様々ではあると思うが、気になった新サービスがあればチェックしておきたい。

Adobe Blog:https://blog.adobe.com/jp/
Adobe MAX:https://maxjapan.adobe.com/

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