『虹とオオカミには騙されない』最終話ーーオオカミくんは誰? 全員涙のまさかすぎる結末
のあ(加藤乃愛)が復活し、久々に11名が揃った『虹オオカミ』。男子メンバーに「オオカミくん」がいることが明らかになり、最終告白前に駆け込みの怒涛のLINE合戦が繰り広げられた。
しょうた(西岡星汰)がのあを呼び出した太陽LINEは、LINEを使い切っているかいと(堀海登)のためにのあと話せる機会を準備したということだった。このパターンのLINEの使い方はオオカミシリーズでも初めてじゃないだろうか。しかし、かいとは現れなかった。
モモカ(momoca)がかいとに使った月LINEでは「もう決めた」と自分の気持ちを最終確認できたようで、きっとそのけじめをつけるために彼女が用意した場だったのだろう。
しゅうぞう(大平修蔵)の月LINEの送り先はセイラ(安斉星来)で、お洒落なカフェデートをしながら「今が一番楽しいし、出会えて良かったよ」と話した。
ここにきて月LINEを使いTakiを呼び出すという突拍子もない行動をしたかに見えたこうへい(山下航平)は、その後太陽LINEを使ってアトリエに全員集合をかける。
泣きそうになりながらTakiが「何も言わずいなくなったこうへいから預かっている」と言って、メンバーそれぞれ宛の手紙を渡す。それぞれの封筒に写真が入っており、裏返すとそこには「おおかみはおれ、ごめん」という文章が現れた。オオカミ宣言したのか?その場にいる全員が混乱している中、こうへいが「ごめん」と言って現れ、りのとの2ショット写真を裏返すとそこには「じゃない」の文字。これは彼が演技派のTakiに頼んで皆に対して仕掛けたドッキリだったのだ。
その夜、さくら(アリアナさくら)は月LINEでしゅうぞうを呼び出した。夏の終わりに2人で花火をする姿がなんだか彼らのこの夏を物語っているようで切ない。「私に気持ちはないのはわかってるけど、最終告白では想いを伝えたいと思っている。セイラちゃんを幸せにしてあげて欲しい」と振り絞るように言い、泣くまいとするさくらの気持ちを想うと恋愛のほろ苦さが一気に胸に広がった。