元世界王者・竹原慎二、50歳でも“いろんな意味”で強すぎる 人生が詰まった『竹原テレビ』の魅力とは
そのなかでも、格闘家でYouTubeのシバターや全日本新人王のプロボクサー・池田マウス竜司とのスパーリングは、不良たちとのそれとは一線を画した100%中の100%、フルパワーの竹原慎二を拝むことができる。特にシバターとのコラボ動画は、YouTubeチャンネル『PROWRESTLING SHIBATAR ZZ』『パチンコ・パチスロ日本代表ch』で見せるシバターの普段のキャラクターを知っていれば知っているほどそのギャップに胸が熱くなる。竹原テレビではボクシングルールで、PROWRESTLING SHIBATAR ZZでは総合ルールで試合をしているのだが、どちらも両者の格闘技にかける想いがヒシヒシと伝わってくる。このシバターを引き出せたのも竹原の器の大きさがあってこそ。
また、ボクシング企画以外にもぼったくりバーに潜入し法外な値段を取ろうとする店に説教をする企画や、路上喫煙禁止の場所でタバコを吸っている人たちを注意する企画、ユルい女を求めて竹原が街を徘徊し飲み歩く『孤独のユルメ』など、そのコンセプト通り「なんでもやる」のが竹原テレビの大きな魅力。そしてそのすべてに「竹原慎二」という男の実直な人柄が溢れており、見るたびに彼を好きになっていく。どんな企画においても竹原自身が常に全力で、正真正銘の「ガチ」でYouTubeに取り組んでいるからこそ多くの視聴者の心を掴むのだと思った。