『今日好き 秋桜編』1話ーー継続メンバーが早くも失速?グループ別行動でリードしたメンバーとは
長崎・ハウステンボスを舞台に始まった『秋桜編』。今回の旅にまず集まったのは、男子4名と女子4名の合計8名。うち、継続メンバーとして前回の『朝顔編』より、そら(山崎蒼空)が早くも新たな恋を探しにやってきた。以前にも増して目鼻立ちがくっきりとし、垢抜けたビジュアルへと成長したためか、登場しただけで女子陣から「美しい」「お待ちしておりました」と黄色い歓声が上がるのが素直に羨ましい。
『秋桜編』では、旅の初日からグループ別行動に。この日の午後はハウステンボスを周遊することが発表されたのだが、その際の人数比は男女1組と、その他のメンバー6名1組。つまり、気になる相手と2人きりになれるのは、たった1組なのである。ここでのアドバンテージは後々、非常に大きなものとなるだろう。
グループ分けの方法は、ブーケトスに。ルールはシンプルで、女子が後ろ向きで投げたひとつのブーケを、男子全員で競い合い、見事にキャッチできた1名のみが、気になる相手を2人きりでのデートに指名できるというもの。強運と運動神経の両方を試されるあたり、旅のスタートに相応しい。
いよいよゲームが始まったのだが、女子陣が投げたブーケは、男子陣が伸ばした手の先をかすめて、孤を描きながらはるか後方に。そのまま地面に落ちた場所に制服で派手にダイブしたのは、『真夏のオオカミくんには騙されない』出演経験のある格闘家・平本蓮の弟で、自身も『格闘DREAMERS』にも出演中のじょう(平本丈)と、サーフィンを嗜むいさ(北本要世)のスポーツマン同士。これはもうビーチフラッグ対決のような光景なのだが、最後にはじょうが見事に勝利。彼が指名したのは、みみ(黒沢実未)。現在、第一印象で気になった相手として、いさを除く男子全員を指名している女子だ。
そんな2人は早速、西洋風の建物が並ぶ園内の運河をゴンドラで渡ったり、魚の餌やりを楽しんだりしながら仲を深めていく。また、第一印象で気になっていた者同士という共通認識を獲得した後、名前を呼び捨てにするまでの流れはこれまでのシーズンでも見られたが、それにしても会話の盛り上がり方がすごい。お互いのことを徐々に知っていく探り探りな初対面らしい会話もありながら、まるで昔から友だちだったかのように気兼ねない距離感で接しあっているのだ。きっと、フランクな性格同士で噛み合っているのだろう。お互いの存在に対して何も不安がない、恋の始まりの最も明るく、楽しい瞬間を見ているかのようだ。
それは、残りのメンバー内でも同様だった。こちらは園内のアトラクションを楽しんだ後、運河をバックにティータイムを満喫。そこで生まれたのが、つばさ(福村飛翔)×もえ(佐藤萌)の2ショット。ここまでの時間を過ごして、もえは当初に第一印象で気になっていた相手として名前を挙げていたつばさといさの2人の男子のなかでも、つばさの気遣いができる人柄に惹かれたようだ。また、もえから北海道の方言に“なまら”(=めっちゃ)があると聞き出すと、つばさは「なまらかわいいやん」とすぐさま応用していく。
さらに、もえは「第一印象から変わってないって言ってたじゃん。だから、これからもっと頑張ってアピールして、つばさくんの気になってる人に入れるように頑張るので」と、この旅で最初の猛アピールを披露。それでいて、この2人の会話も初対面の高校生にありがちな“ぎこちなさ”がなく、やりとりが非常にスムーズにも思える。こちらもまた注目コンビになるのか(2ショットからの帰還後、まるで高級レストランのウエイターかのように、もえが座る際に椅子をそっと後ろに引いたつばさの行動だけはあからさますぎたが……)。