ノンスタ井上裕介、中高生からの人気が急上昇!? 『今日好き』MCで発揮された“盛り上げ力“に注目

ノンスタ井上『今日好き』MCでの活躍

 いわゆる恋愛バラエティにおいて、MCやスタジオゲストに芸人を置くのは「基本シフト」といえる。芸人は、いわばトークのプロ。パワーワードをぶっ込んだり、ツッコんだりボケたり、或いはフォローしたりと、その活躍は多岐にわたる。新たな魅力を発揮し、再評価される芸人も多い。

 そんななか、いま注目を浴びているのがNON STYLEの井上裕介だ。ABEMAの人気恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。』シリーズのMCを務める井上は、恋愛に懸命に取り組む高校生たちの「恋愛見届け人」として、ある種の保護者的な、「『今日好き』のパパ」と称されるかつてないポジションを確立している。

 そもそも井上は、自他共に認める「ナルシストキャラ」であり、Instagramのプロフィール文も「スーパーポジティブナルシストです。ポジティブになりたい方、自撮りを見たい方はフォローしてね」と書かれている(そして実際に自撮りだらけである)。アクティブなSNSの投稿スタイルは賛否を巻き起こし、「炎上芸人」と呼ばれたことも。

 しかし、『今日、好きになりました。』では、恋愛経験豊富な「大人の男性」として、的を射た発言を連発。元々このシリーズは「運命の恋を見つける、恋の修学旅行」をテーマに、現役高校生たちの恋愛模様を追うもの。まだまだ精神的に未成熟な十代がゆえの“失敗”や“もどかしさ”が見どころの一つだが、井上は時に視聴者の緩衝材として、またある時は恋愛の先輩として、そして「パパ」的な立場で、「視野を広げる」役割を果たしてきた。

 最新シリーズの「青い春」編でも、「恋愛の第一歩は『迷わせる』やからね」「『楽』と『楽しい』っておんなじ漢字使ってるのに違うやん? 一緒にいて楽な人と楽しい人は違う」「恋愛は常に恐怖心持ってる方がいい」と、心に引っかかるマジックワードで共演者をうならせる。

 そのほか、これまでのシリーズでは「恋愛で1番大事なのは準備」といったような“恋愛指南”や、「恋ってちょっと秘密があるからワクワクする」「意識したが最後、恋は止まらない」といった共感度の高い“恋愛のホンネ”など、多種多様な「名言」で恋愛マスターぶりを披露。「井上語録」は一種のバイブル的な存在にもなりつつあり、若年層からも熱く支持される結果を生み出した。

 4月中旬には、「ハワイ」編の出演者である重川茉弥(まや)が、共演者の前田俊(しゅん)との結婚と第1子妊娠を発表。ネット上はちょっとした騒動になったが、井上はすぐさまTwitterで「しゅんまや、妊娠で結婚だとぉ!!出会いの場から見守っていて、付き合う瞬間も見守った。年齢的な部分で批判の声もあるだろうけど、それを跳ね除ける愛で幸せな家庭を築いて下さい。末長くお幸せに」と祝福。

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