ヒロミ、思い出のバイク「CB400FOUR」を青春仕様にカスタム 地元・八王子の夜を駆ける
ヒロミが40年前に青春時代を共に過ごした“ヨンフォア”こと「ホンダ・ドリームCB400FOUR」。この思い出のバイクで、地元・八王子を走る動画がYouTubeで公開された。
「KAWASAKI 900 Super4」「ハンターカブ ホンダCT125」「ハーレーダビッドソン XL1200X フォーティーエイト」など、自宅ガレージに多彩なバイクを所有するヒロミ。数多くのバイクを乗り継いできた彼にとって“始まりのバイク”となった単車が、外ならぬ「ホンダ・ドリームCB400FOUR」だ。40年前、当時16歳だったヒロミは地元の先輩から“ヨンフォア”を譲り受け、以来、毎日のように乗り回していたという。
そんな“原点”とも言えるバイクを当時の仕様にカスタムすべく、ヒロミは昨年4月、自身のYouTubeチャンネル「Hiromi factory チャンネル」で、ヨンフォア復活プロジェクトを敢行。1枚だけ残っていた古ぼけた写真とおぼろげな記憶を手掛かりに、1年以上かけてピンク色のボデイカラーが印象的な青春のバイクを再現した。
このほど「【CB400FOUR】八王子激走!」と題して公開された動画でヒロミは、真夜中の八王子にカスタムしたヨンフォアに跨って登場。「やっぱりこの八王子を走らないでどうするんだっていう話ですよ。せっかく40年前のオートバイを作ったにもかかわらずですよ。このまま走らずに終われますか!?八王子を」と力説し、「なので今日は気合を入れて、気持ちも40年前に戻った感じでこのまんま甲州街道から八王子ロータリーを回って、そして京王線のほうに行ってロータリー回って、そのまま放射線通りに行くっていう。昔からのお約束の通りを全開で行ってみたいと思う」と走行プランを明かした。
40年前の単車と地元の空気がそうさせるのだろうか。ヒロミは「ほんとお前たちも気合入れて来ねーとパクられちゃうし、パクられても絶対にしゃべんじゃねーぞ!?」と、族のヘッドを意識したかのような口ぶりでスタッフに檄を飛ばした。
そして、エンジンをふかしながら「お前らよぉ! 今からこのバイク走らせて来るからよぉ! おい、ついて来いよ!」と息巻くヒロミ。とはいえ、深夜にヨンフォアの爆音を市街地で轟かせるわけにはいかない。そこで、「やっぱり迷惑かけられねぇ。もう大人だし」と言うヒロミは、ヨンフォアをトレーラーに載せて愛用の軽トラ「ダイハツ ハイゼット ジャンボ」で牽引。「ブンブンブンブン!」とエンジン音の形態模写をしながら、真夜中の八王子を走行した。
ツーリングを終えると、ヒロミは「この『CB400FOUR』を、わが街・八王子でどうしても走らせたかった」と改めて企画意図を説明し、「これで『CB400FOUR』も浮かばれた」と満足げな表情を浮かべた。ちなみに日中に企画を行わなかった理由は「夜中じゃないと恥ずかしいから」とのことだった。
このような茶目っ気たっぷりに行われたヒロミの地元凱旋。コメント欄には「大人の事情も鑑みた、素晴らしい茶番!!」「軽トラで引っ張ってる感じが絵になりカッコイイです」「目がキラキラしててめちゃ楽しそうなのウケるw」などの声が寄せられている。