インパクト少なめ? Apple新製品の真意は「ユーザー体験の向上」が焦点か

インパクト少なめのApple新製品の真意

使えばわかる、その進化

 Apple Watchでは、本体強度の向上に焦点が当てられた。ディスプレイの前面クリスタルは前モデル「Apple Watch Series 6」から50パーセント厚さが増え、耐亀裂性能を向上。またIP6Xの防塵やWR50(水深50メートル)の防水に対応。アウトドアや水泳などにも、安心して持ち出せる。

 新しいiPad miniはともかく、iPhone 13シリーズやApple Watch Series 7にてインパクトのある新機能やデザインが採用されなかったのは、残念ながら事実だ。しかしAppleは両デバイスのユーザー体験を高めるアップデートをいくつも投入することで、「使ってみれば魅力的」な製品へと仕上げている。

 すでにiPhone 12シリーズやApple Watch Series 6を持っているユーザーは、かなり買い替えを悩むことになるだろう。しかし新しくApple製品を購入するユーザにとっては、最新のiPhoneやApple Watchが最高のプロダクトであることに変わりはないのだ。

(画像=Appleから)

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