ルイ・ヴィトンが突如リリースした“NFT入りゲーム”『LOUIS THE GAME』をプレイしてみた

ヴィトンが作ったゲームをプレイしてみた

 8月4日、ルイ・ヴィトンがスマートフォン向けゲーム『LOUIS THE GAME』をリリースした。これは同ブランドの創業者、ルイの生誕200年を記念したプロジェクト「LOUIS 200」の一環とのこと。

 本タイトルは、ブランドのマスコットキャラクター・ヴィヴィエンヌが、ルイのバースデーを祝う地を目指して冒険するストーリーだ。作中には30のNFTアート作品が含まれており、そのうち10作品は、NFTアート界を先導するBEEPLEのもだという。同氏が制作した「Everydays – The First 5000 Days」は今年の3月、約75億円で落札されている。

 SNSには「BEEPLEとルイ・ヴィトンのNFT所有権を獲得できるかもしれない」との声も多く、ブランドのファンのみならず、仮想通貨に関心のある人々からも注目を集めている。

実際に『LOUIS THE GAME』の1stステージをプレイしてみた

 さっそくアプリをダウンロードしプレイしてみた。Android・iOSに対応しており、今のところ選択できる言語は英語と中国語のみのようだ。

『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面

 まず最初のステージ「LOUIS FOREST (ルイの森)」では、ヴィヴィエンヌがキャンドルを集めながら森の中を冒険する。ヴィヴィエンヌのファッションは12種から選択することができ、バックパックは2種類用意されている。今回は、夏らしい装いのこちらをチョイスした。

『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面

 ゲームの基本的な操作方法は以下の通りだ。

左のアイコン:進行方向を決定
右のアイコン:カメラのアングルを調整
タップ:ジャンプ
スワイプアップ:キャンドルの位置を確認
ヴィヴィエンヌのバックパック:ステータス確認

『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面

 画面中央に浮かんでいるのが、全ステージに200本用意されているというキャンドルだ。森をイメージした1stステージでは、ヒーリングミュージックのように心地いい、穏やかなBGMが流れている。森のいたるところにルイ・ヴィトンの代名詞といえるモノグラムの花が散りばめられているのも、ファッションブランドらしいこだわりが伺える。

 川を渡る場面では、一般的なゲームと同様、前進+ジャンプ(左アイコン+タップ)で木の板に飛び乗ることができる。ただ川に落ちてもダメージは受けないので、水の中をざぶざぶと歩いて進むのもよしだ。

『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面

 道に迷った際は、画面の任意の場所を上へスワイプすると、光の粒がキャンドルの位置を教えてくれる。基本的にキャンドルは進むべき方向に沿って用意されているので、迷ったらスワイプアップしてみると良いだろう。

『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面

 キャンドルが必要数そろうと、「ルイのカバンを探せ」との指示が出た。カバンの中には、次のステージへ進むための鍵が入っているようだ。無事に鍵をゲットし、ヴィヴィエンヌは気球に乗って次の街へと向かった。

『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面

 1stステージでは、9つのキャンドルを手に入れることができた。キャンドル1つにつき、ブランドにまつわるエピソードやトリビアが書かれたポストカードが1つ公開される。

『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面
『LOUIS THE GAME』プレイ画面

 最初のステージは小道に沿って進めばいいので、特段難しいポイントはなかった。ただ操作性はやや癖があり、慣れるまでは思うように進めないことも。特に屋根などの高いところへのぼるときのジャンプには繊細な操作が必要で、スマートフォンでプレイするには少し苦労した。それを受けてか、外部コントローラーを使用してプレイするユーザーもいるようだ。

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