『恋ステ 2021春 Tokyo』第11話ーーたいしゅうの告白にのあの反応は? 2人の“続編”が正真正銘の完結!

『恋ステ 2021春 Tokyo』第11話レビュー

 再開デートの2日目、たいしゅうはのあをアーカンジェル迎賓館という結婚式にも使われる場所ヘ呼び出す。こんなところで告白されたいと誰もが夢見るであろう、想いを伝えるにはもってこいのスポットだ。たいしゅうは「昨日かわいいとかあんまり言わなかったのは、今日のためにとっておきたかったから。2回目になるけど改めて言わせてください。俺の彼女になってください。そして来年の記念日には100%の愛という意味を込めて100本のバラをプレゼントします」と想いを込めてプレゼントをしてきたバラの花束の伏線を全て回収するような告白を精一杯届けた。

 2回の告白と昨日のデートが楽しかったことを伝え、番組終了後に勇気を振り絞って手紙(再び会いたいとたいしゅうに向けて送ったもの)を送ってよかったと振り返るのあ。そして「のあも大好きです。のあでよかったらお願いします」と照れながら両手を差し出した。離れた後に気づいた「会いたい」という気持ちで再び動き出した“終わらなかった恋“がついにハッピーエンドを迎えることができた。

 そして、ここでも恋ステ初の「成立後直後のデート」の様子が描かれた。のあが夢だったカップコーデを実現するため、お揃いのTシャツをプレゼントすると、それに着替えてプリクラを撮りに街へ出かける。その距離感はいまさっきカップルとなった関係とは思えないほど、自然に恋人の空気を纏っていた。

 デートの終盤になるとその名残惜しさから、のあは腕を組み「離れたくないなぁ」とぽつり。二ヶ月間の会いたい気持ちを募らせた後でのこの濃厚な2日間。離れたくないという思いはピークだろう。ようやく出たバイバイのあとに、たいしゅうは「チューさせて」とおでこにキス。その後一度離れたにもかかわらず、見送られるのあは何度も振り返り、再びたいしゅうのもとに戻ると、今度はのあから「目瞑って」と頬にキスをする。寂しさはあるがこれからも会えるという約束がある別れの愛おしさを噛み締めている幸せそうなふたりであった。

『恋ステ』史上最も予測できない恋がここにてやっと終焉を。延長戦ではあったものの1組のカップルが誕生した。迷いながらも会いたいと手紙を送り、一歩踏み出したのあと、一途に想い続け、素直な気持ちを伝えたたいしゅう。そんなふたりの恋が幸せに続いていくことを心から願っている。

■番組概要
『恋する♥週末ホームステイ 2021春 Tokyo』
配信日時:毎週火曜夜10時~
配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1503

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