『恋ステ 2021春 Tokyo』第11話ーーたいしゅうの告白にのあの反応は? 2人の“続編”が正真正銘の完結!

『恋ステ 2021春 Tokyo』第11話レビュー

 前回念願の再会を果たした2人だが、デートの話の中で恋愛観のすれ違いが多々発生し、未だたいしゅうに心を決めきれていないのあ。「ひとりで考えたい」と別行動をした上で再び夕食にて落ち合った。

 夜景の綺麗な高級感漂うホテルでのディナーに戸惑いながらも、ポツリポツリと今日のデー トを振り返るふたり。すると突然店内が暗くなり、パッと明るくなると、たいしゅうの手には40本のバラが。

 このサプライズには既視感を感じた人も多いだろう。2ヶ月前、どうにか振り向いてもらおうと、たいしゅうはのあにバラの花束をプレゼントしていた。しかしその時にあげた17本のバラ(17歳の誕生日だから17本であった)の花言葉は「絶望的な愛」という、好きな相手に決して送ってはいけないメッセージだったのだ。

 この致命的なミスを払拭するべく、「真実の愛」を意味する40本のバラをプレゼントし、さらに自分と同じ匂いの香水も手渡した。「一生つけるかも」と大切に香水の匂いを楽しむのあはとても嬉しそうで、ところどころ浮かべていた不安気な表情は消え去っていた。

 のあと分かれたあと、たいしゅうは「のあちゃんのこと好きです」と真っ直ぐな気持ちを語っていた。しかし、その言葉を今日は伝えていなかったという。のあの不安が募ってしまったのもこれが原因だったのかもしれない。

 たいしゅうは「普段はすぐ好きっていってしまうけど、大事な時に伝えたいから明日にとっておく。ありきたりじゃない形で伝えたい」と気持ちの重みをしっかりと伝える準備をしているようだ。果たしてこの切実な思いはのあに届くのだろうか。

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