ぐるなびPay、UNIQLO Pay……こんな“ペイ”まであった 知られざるその用途とは
ぐるなびPay
飲食店の評価・予約サービスのサイト「ぐるなび」が提供を開始したのが「ぐるなびPay」。
「ぐるなびPay」とは、「ぐるなび」が展開するマルチ決済サービスでUNIQLO Pay、MUJI passport Payのように、ユーザーが登録するのではなく、店舗側が機材を導入する形式となる。カード決済ができるのはクレジットカードはもちろん、電子マネー決済、QRコード決済にも対応。PayPayなどで表示したQRコードを、店舗側の「ぐるなびPay」の端末で読み取ると支払いが完了する仕組みだ。飲食店以外にも、小売店、ホテル・旅館、美容室など様々な業種で導入が可能となっている。
VISA、JCB、au PAY、LINE Pay、suicaなど、20種類以上のさまざまな決済サービスを一括して利用できることに加え、中国で利用率の高いQRコード決済「Alipay」、「WeChat Pay」にも対応。それ以外にもアジア各国のQRコード決済にも対応しているなどインバウンド向けの決済システムとしてはかなり有能だ。さらにぐるなびが提供するネット予約などとも連携でき、飲食店側の負担はグッと減るだろう。
レジで見せるだけで手早く決済が完了するバーコード決済。様々な企業がサービスを展開、店舗での利便性を高めようとしている。ただ、企業独自の「〇〇ペイ」が乱立しており、消費者側、店舗側ともに「結局どれがいいの?」と決めかねている状況でもある。おそらく今後も、各企業が独自の決済サービスをリリースしてくる可能性は高い。サービスごとにメリットを理解し、使う・使わないを明確化して自分にマッチする利用をしていくことが大切だ。
■Hamaguchi Nagisa
1996年生まれ。平日は会社員として働きつつ、ライターとしても活動。ガジェットとコーヒーのある生活が好き。
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