『今日好き。鈴蘭編』2話ーーひろむを巡って“バチバチ”な状況に みるきの猛アピールにくるみも戦意喪失か

『今日好き。鈴蘭編』2話レビュー

 第1話から引き続き、メンバーは男女ペア4組に分かれて遊園地デートに。 早くも両想いなことがわかったはるく(小堀遥功)×まり(新塘真理)は、好きな人を“追う”か“追われたい”かなど、お互いの恋愛スタイルについて語り合う。ここでは、まりがはるくを恋愛対象として「バリバリ考えてますよ、ちゃんと」と伝えた後、同じ言葉を再び繰り返すシーンも。大切なことは2回言うスタイルなのか、いずれにせよ、はるくも嬉しそうだ。

 また、前回の『春桜編』から新ルールとして導入された、メンバー間の連絡用のスマホも登場。牛好きなまりを想って、はるくが自身のスマホカバーにかわいい牛のイラストを描いてくるなど、スマートなアプローチが好印象を誘う。

 この旅で最もクールな男子の、りと(西澤理人)。現在はあやの(増田彩乃)と2ショット中だが、どうやら自身の人見知りな性格を気にしている様子。ただ、あやのとしては意外に喋りやすい印象を受けたとのことで、「明日も明後日も頑張るから仲よくしたいな」と、ハニカミながら約束するりとだった。

 夕方に入り、メンバー全員が集合。ここからは、最終日に男子と女子のどちらから告白するかを決めるべく、“イルミネーションくじ”に挑戦。アタリを引いた一名が男子であれば男子から告白、そうでなければ女子からとなる。また、その一名には特典として、2日目の朝に気になる人とカフェデートをできる権利の進呈も。

 くじ引きの結果、ここまで大きな動きを見せられていないこはる(増田小春)が見事にアタリを獲得。彼女は第一印象で気になった相手としてはるくの名前を挙げていたが、ミステリアスな雰囲気に惹かれてか、りとを指名。余談だが、メンバー全員の前での指名は緊張しただろうが、それを「がんばれー!」と賑やか応援してくれる『鈴蘭編』メンバーの雰囲気のよさには、非常に助けられたところだろう。

 そうしたポジティブな雰囲気は、宿泊先での男子部屋・女子部屋でのフリートークにも表れたところ。特に女子部屋は、これまでの『今日好き』では考えられないほど、メンバーのワチャワチャ感がすごい。最年少のみるき(雨宮未苺)が学年と裏腹に“恋の先輩”として、先ほどペアで過ごしたひろむ(大西大夢)との2ショットについて惚気ると、くるみ(池未来実)は、同じくペアだったあきら(古野瑛)について「友だち感が強かった」と一言。そんなあきらはまりを気になっていそうだと指摘されると、まり自身は「うちら(の恋)始まっちゃう?」とボケに回ってひと笑いを取るまでに。

 すると、みるきが「プロフェッショナルに聞きたくない?」と、『今日好き』の過去メンバーである姉・ゆずは(雨宮由乙花)にまさかのビデオ通話。挨拶代わりに「もっし〜!」と飛び出したり、スッピンなことを理由に片目だけをドアップに映したりと、相変わらず癖が強い人物である。そんな彼女は恋の先輩として「胸の前でハートを作って“好きだよ! チロチロリーン”って言えばもう(OK)」と、謎のアドバイスを伝授。これにはスタジオのNONSTYLE・井上も「変なこと教えんな!」とすかさずツッコミを入れていた。

 2日目に入り、りと×こはるは約束のカフェデートに。ここでは、こはるが序盤から「笑った方がカッコいいよ」「(告白する相手は)りとくんになるのかなって」とアプローチをするなど、どうやら決して奥手な性格ではないように思えた。そこから新たな朝活として2人でのストレッチを提案。手を繋ぐ・背中合わせで体を伸ばすなど、お互いに密着しながらも自然と緊張がほぐれていった様子。そんなストレッチのよさを互いに振り返った際、りとの方から「場所とね、相手もある」と、うれしい一言さえ出てきたほどだ。

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