コーヒー豆の焙煎がスマホで可能に? 約5000万円を集めた近未来のロースター

約5000万円を集めたコーヒーロースター

焙煎後の掃除も手軽

 コーヒー豆を焙煎すると、「チャフ」とよばれる豆が破裂して飛び散ったカスのようなものが出るが、Sandbox Smart Roasterでは、この掃除のしやすさも考慮されている。

 焙煎後に、焙煎機内のチャフをハケで払い落とすと、そのチャフがすべて煤煙機の下にあるトレーに集まりまるので、あとはトレーを外してチャフを捨てるだけでOK。

 また、動作音の静かさや煙の少なさも特徴。動作音は70db未満と、焙煎中も問題なく会話ができる程度。排煙も抑えた設計になっているので、「焙煎機が欲しいけれど近所迷惑になるかも」と、迷っている場合にも導入しやすそうだ。

自宅時間を充実させるアイテム

 Makuakeでは、ブラック、レッドの2種類のカラーから選択が可能。本体に加えて、生豆や掃除用のハケ、焙煎時に使うミトンなども付属する。

 さらに、焙煎後の豆を冷却するクーラーもセットになっている。このクーラーは、焙煎した豆を60秒で冷却でき、余熱による焙煎の進行を防止できる。

 自宅時間をより充実したものにするために、役立ってくれそうなアイテムだ。

■酒井麻里子
ITライター。スマホ、PC、ガジェットなどの製品レビューや、アプリ・サービスの解説記事を執筆。Twitterでは、デジタル関連の気になる話題や、ちょっと役立つ小ネタを発信

<主な仕様製>
品名:SANDBOX SMART コーヒーロースター
焙煎量:100g/回(連続焙煎可能)
電圧:AC100V-220V 50/60Hz
寸法:W23cm×H26cm×D25.5cm
接続方法:Bluetooth
対応OS:iOS 12.0以上、Android7.0以上
焙煎方式:電熱直火式
出力:最大600W
回転速度:最大30rpm
重量:7.0kg

<Source>
・Makuake
https://www.makuake.com/project/sandbox_smart/

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