Twitterが「ツイートの取り消し」機能実装か 政治指導者の利用規約含めた“見直し”進む

Twitter、「取り消し」機能を計画中

 Twitterは、世界の政治的指導者に関する利用規約の改定を検討している。

 同社は3月19日から4月12日まで、一般ユーザーを対象に、政治的指導者のプラットフォーム利用に関するアンケート調査を行っている。調査は、「世界のリーダーたちに、一般ユーザーと同じルールを適用すべきだと思うか否か」を知ることが目的だという。現在は英語でのみ利用可能となっているが、今後14の言語で調査フォームをリリース予定だ。

 Twitterの政治的指導者に対する現行のルールは、2019年10月に制定されたが、それ以降多くの考慮すべき出来事が起こっている。

 同社は今年1月、米国の前大統領、ドナルド・トランプ氏のアカウントを、暴徒化する支持者を扇動するリスクがあるとして永久凍結した。それ以前にも、ブラジルのボルソナロ大統領、ベネズエラのマドゥロ大統領の投稿を、新型コロナウイルスについての誤った情報を拡散しているとして削除するなど、世界のリーダーたちへの対応に苦慮しているようだ。

 規約の改定にあたっては、一般ユーザーだけでなく、世界中の人権専門家、市民社会組織、学者などに相談するとしている。

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