『恋ステ 2021冬 Tokyo』第5話ーーななかとヒナがとらいに猛アプローチ「もうとらいから気持ちは動かない」

『恋ステ 2021冬 Tokyo』第5話レビュー


 男子メンバー同士のバスケットボールの試合に勝ったご褒美2ショットから幕を開ける。せいや(若林星弥)がここ(山﨑心)を誘い出す。以前ここが好きなタイプについて「言葉だけじゃなく行動でも示してくれる人が安心する」と話していたのを受けて、せいやから「3秒だけ手を繋ごう」という勇気を出しての何とも可愛らしい提案。慣れないことで恥ずかしいから“3秒間”が限界と言うせいやが、それなのに頑張って言い出してくれたことが年上のここからすればまたたまらないのだろう。

 皆でカフェで一息ついている中、早速ななか(岩本菜々果)が動く。とらい(柿澤叶来)を2ショットに呼び出して「平日に色々考えると思うけど、ウチのことも考えてほしい」と伝える。そこにヒナ(兼氏ひな)が合流しバトンタッチ。「手、いい?」と言ってとらいの手を両手で包み、「目、見て」とストレートかつキュートなお願いを重ねる。さらに「返事は良いから聞いてほしいことあって。もうとらいから気持ちは動かないから、ヒナだけを見てほしい」と真っ直ぐにとらいを見て伝えた。これにはとらいの心も鷲掴みにされたのではないだろうか。

 2週目終了間際の定番となりつつある“中間告白前に女子1人が気になる男子の元に直接会いに行けるチケット”も、女子たちの譲り合いによって、ヒナかななかのどちらかの手に渡ることになる。2人で話し合った結果、ヒナが「ライバルだけど仲の良い友達でもあるから」と言ってななかにチケットを譲る。恋愛感情だけでなく、ライバルの間にまで芽生える友情もまた『恋ステ』の醍醐味だろう。

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