KDDIと日本科学未来館がつくる「近未来の体験」とは? バーチャルヒューマンが館内アテンダントに

KDDIと日本科学未来館がつくる「近未来の体験」とは? バーチャルヒューマンが館内アテンダントに

 3月10日、KDDI株式会社による「5G・XRの取り組み」と「日本科学未来館との実証実験」に関する説明会が開催された。XRとは「クロスリアリティ」と呼ばれる、現実世界と仮想世界を融合する技術のことだ。5Gの基地局が増えることによって様々な場所で目にすることになるだろう。そんな近未来の日常が垣間見える発表となった。

KDDIの新たな試み 3年後の当たり前を作る技術とは?

バーチャルヒューマン「coh(コウ)」

 今回KDDIは「au VISION STUDIO」というクリエイティブチームを発足したことを発表した。今までの研究で磨き上げてきた最先端技術を活用し、数年先には当たり前となる価値の創出を目指す。

スマートグラス「NrealLight(エンリアルライト)」

 ARを導入したオンラインライブの実施やスマートグラス「NrealLight」の発売など、積極的に新しい驚きを提供してきたKDDI。今回は、5Gの基地局設置を進めることで実証フィールド・実証機会を増やして、こちらを舞台とした様々なイベントや作品を発信していく。3月下旬には「au VISION STUDIO」のサイトも公開予定だ。

 「au VISION STUDIO」が掲げるのは「アンリミテッドな鑑賞体験」、「ゼロ・ディスタンスな世界」、「五感を拡張するUX」、「人と地球にやさしいショッピング」、「バーチャルヒューマンの日常化」という5つのテーマ。

 中でも、全身フルCGの「バーチャルヒューマン」は、人との接触が少なくなったニューノーマルな時代に活躍する、とKDDIの5G・xRサービス企画開発部長・上月勝博氏は述べた。

 この日紹介されたバーチャルヒューマン「coh(コー)」は、仕草や表情など限りなく人間に近いビジュアル表現が可能で、5Gの利用によりモバイル端末でもスムーズに動くようになる。人に話しかけたり、受け答えをしたりといったコミュニケーションも可能だ。5G対応のスマートフォン端末のほかスマートグラスにも登場できるよう、現在開発が進められている。

 また、現在cohの活用が決まっているものとして「日本科学未来館」、「KDDI ART GARRERY」でのアテンドの役割がある。モデル・エージェントとしてはKANEBOの「I HOPE.」とのコラボも予定している。

バーチャルヒューマンによるアテンダント

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