『恋ステ 2021冬 Tokyo』第3話ーー1週間ぶりの再開 男子が“ファーストデート”に誘うのは……

『恋ステ 2021冬 Tokyo』第3話レビュー

 これまでここに猛アタックしていたユウム(山口ユウム)は、今回のファーストデートではヒナ(兼氏ひな)の元へ。1週目のランチの時に隣同士で話した際に一番話しやすかったのがヒナだったということで、互いに本命の相手にラストデートや今回のファーストデートで選ばれなかった者同士、悩みを共有しながら、共通の好きなものである洋服の話で盛り上がる。ユウムはヒナにかなり心傾いているようだったが、一方ヒナはこのデート中にもとらいが来てくれなかったことがずっと頭をよぎっていたという。先週に約束したフードパーカーのおそろコーデで一緒にデート出来ず残念がっていた。


 こうた(浅木孝太)はラストデートで仲を深めたみさ(美冴)の元へ。先週に、次週の話のとっかかりとなるようにと決めた合言葉―フランス語で「約束」という単語―を互いに言い合い、さらに呼び捨てで呼び合うことを決めた。


 ファーストデートで選ばれなかったななか(岩本菜々果)とひまり(小朝向日葵)のもとに、デートを終えたメンバーが続々と集まり始める。するとまた2ショットの誘い合いが始まり、次々とメンバーが抜けていくなか残ったのはユウムとひまりの2人に。


 せっかくだから「自動的2ショット」に行こうと原宿のショップに繰り出す。洋服好きの2人は、互いに似合いそうな服を探してコーディネートを考え合うことになった。選んだ服を着て試着室から出てお互い披露し合う。ひまりのイメージカラーや印象を元に黄色のトップスとスマイルマークの指輪を選んでくれたユウムに「俺はこっちの方が好き」と言われ、元々派手な服が好きというひまりにとっては「元々の自分の感性を受け入れてくれる心地いい相手」としてユウムが一気に躍り出たようだ。


 ユウムも、ひまりが選んだ大人めなセットアップの組み合わせは自分ではチャレンジしない新鮮なコーディネートだったようで、デート中も終始楽しそうな様子だった。お互いの服を選び合うという理想のデートができ、ひまりのことも好印象だとインタビューで答えていた。

 次週、ファーストデートから戻ってきてから早々にここを2ショットに誘い出したとらいに、「私も話したい」とななかが声を掛けた3人の展開や、とらいに直接聞きたいことが沢山あると言うヒナのアプローチも気になるところだ。ななか、ヒナそれぞれが1週目のラストデートで取り付けた「翌週への持ち越しの約束」の効果は、次週に明かされそうだ。

■佳香(かこ)
元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。三度の飯より映画・ドラマが好きで年間の劇場鑑賞映画本数は約100本。Twitter:https://twitter.com/Tominokoji

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる