『今日好き 卒業編2021』第4話ーー「男らしいところに、ビビッときた」よしきの一途さに揺れるあやの心

『今日好き 卒業編2021』第4話レビュー


 『卒業編2021』も3日目朝に。3泊4日の折り返しを迎えたところで、まり(新塘真理)がけいし(三島啓史)を2ショットに誘うべく、早朝の男子部屋を訪問。彼女の全身牛柄のパジャマを見て、けいしは「牛っすね〜」と感心の声を上げたり、この日のグループ別行動を控えて「超離れたくない」「オレも〜」と掛け合ったりと、お調子者同士でとにかく好相性な雰囲気だ。

 さて、この日もグループ別行動に。今回は、好きな女子との離島デートの権利を懸けて、男子が“花飛ばし対決”に挑戦。上位2名が勝者となるほか、指名する女子が重なってもよいというルールだ。


 するとなんと、勝者はよしき(椿善稀)とけいし! よしきは「先、言っていい?」と、当然のようにあやの(西綾乃)を誘う。対して「えー!」と“ガチ悩”なけいしだったが、「同じ人を誘ってもいいんだよ」と改めて言われると、よしきと同じくあやので即決。この3名が長時間を共に過ごすとなれば、まず一波乱が起きそうだ。その裏で、まりはけいしと過ごす時間を奪われて「仕方がないのかな」と涙を隠しきれないのが悲しすぎる。


 さて、残りのメンバーは、気になる相手と2人きりでの海中デートに。メンバーは魚と触れ合える潜水スクーターに乗るのだが、これが『今日好き』史上でも考えられないほどの密着具合。ウエットスーツに着替えた上になんと、密室で男子から女子へのバックハグ状態になるのだ。さらに、インストラクターが持ってくる深海の“変な生き物”も登場したりで、この一年間の『今日好き』でも類を見ないほどに大はしゃぎな一幕となった。

 ペア分けの内訳は、りょうた(流稜太)×すずか(石川涼楓)、あきら(古野あきら)×なる(山田なる)、はると(飯泉遥斗)×すずか、かのん(比屋根香音)×まり。最後は女子同士がペアとなってしまったほか、すずかは2回のダイビングをする“ワンオペ”状態に。その際には「すずかちゃんが好きだし、いちばん」という告白に「海で言う?」とノリノリでツッコまれたりょうたと、自身のアプローチが響いていないことを静かに悟ったはるとで、大きく明暗が別れていた。

 そして、白い砂浜が輝く離島……もとい、直接対決の場となる恋の“リング”に到着したよしき・けいし・あやの。移動中によしきは「(あやのを)なんで誘ったの?」と根掘り葉掘り質問。「取られたくなかった」と回答するけいしに対しよしきは「オレは取るつもりだった」と、旅が進むにつれて言動がどんどん男らしくなっていく(この男らしさが今回のキーになる)。

 そこからも、今朝のまりとの2ショットに触れながら、「けいし、まだ悩んでるの?」と痛い言葉で突くよしき。離島デートにまりではなくあやのを誘った理由として「(あやのを)これで取られる可能性あるじゃん」とけいしが返しても、「取られるよ」と、もう何にも怖気付かない様子だ。これにはけいしも思わず笑ってしまったほど。

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