FAKY・ヒナ、Novel Core、さなり……『オオカミ』出演メンバーが魅せる“アーティストとしての恋愛表現”

『オオカミ』メンバーの“アーティストとしての恋愛表現”

 ABEMA(アベマ)発の人気恋愛リアリティショー番組『オオカミ』シリーズより、新シーズン『恋とオオカミには騙されない』が2月14日バレンタインデーにスタートする。今回のメンバーも、ティーンを中心に支持を得るインフルエンサーやテレビで話題の女優、 戦隊シリーズ出演者などの注目の面々が揃い、早くも話題を集めている。



 これまで『オオカミ』シリーズからは、「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日)主人公・飛電或人役、「先生を消す方程式。」(テレビ朝日)藤原刀矢役などの活躍が目覚ましい高橋文哉、バラエティやCMなどテレビに引っ張りだこで、2月28日にスタートするドラマ「おしゃれの答えがわからない」(日本テレビ)にて主演を務めるタレントのめるること生見愛瑠、“ティーンのカリスマ”と呼ばれ、バラエティを中心に、直近では「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBSテレビ)でドラマにも出演している山之内すずなど、様々なジャンルで活躍するスターが生まれている。

 そんな中、本シリーズは実はアーティストの登竜門としての側面もあり、過去にも、歌手・ミュージシャンなど音楽活動を行うメンバーが数多く出演している。今回の新メンバーにも注目のアーティストが登場する。次世代ガールズ・ユニオン「FAKY」の最年少メンバーTakiだ。4か国語を扱うマルチリンガルで、番組出演の意気込みを見る限り、恋にも積極的そうな人柄がうかがえる。


 FAKYと言えば、『月とオオカミちゃんには騙されない』(シーズン7)に出演し抜群の男女人気を誇ったヒナ(Hina)も所属しているユニットだ。ヒナが番組を通して最終的に結ばれたのはHIPHOPアーティストのコア(Novel Core)。


 コアはヒナに「太陽ライン」で自らのライブへ誘い、ステージ上から歌詞に自分の想いをのせて届けた姿は印象的なシーンだ。アーティストならではの表現、アプローチは同じ界隈で活躍するヒナの心に響いたのだろう。そして“コアヒナ”カップル成立後、FAKYの楽曲『half-moon』に、Novel Coreがラップをのせた『half-moon feat. Novel Core』をリリース。この実現により『オオカミ』ファンの間で大興奮の渦が巻き起こったことは明白だ。


 ラッパーのさなりはアーティストとしての表現方法で「神回」をつくりあげた。『白雪とオオカミくんには騙されない♥』(シーズン5)で、あいりる(古田愛理)からの一途な想いに、オオカミだったさなりが心動かされ、本気の恋に落ちてしまう。そんな中、視聴者からの「オオカミくん投票」により脱落が決まった彼は、自分自身がオオカミであることをどうしても直接伝えたいと考え、あいりるに向けて作った曲『Flow Love』に想いを託す。


 そこには彼女への想いだけでなく、「自分がオオカミだ」という正体を明かすことにも繋がる決定的なヒントが隠されていた。「Flowを反対に読むと……」というまさかの展開に、スタジオからも視聴者からも「鳥肌が立った」と歴史的な衝撃のシーンを生んだ。“オオカミは「好き」と伝えられない”というルール、障壁をアーティストたちは自分が最も得意とする表現法に忍ばせる。そこには直接的な表現よりも本人の気持ちを代弁し感動を誘う切実さ、どうしようもない切なさがあり、視聴者は思わず感情移入してしまった。

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