クレーンゲームを自宅に設置したら、家がゲーセンになって超楽しかった話

クレーンゲームを自宅に設置してみた

 すっかりコロナ禍の中で、「ただ遊ぶために出かける」ということへのハードルが上がり切っている気がする。もちろん、密を避ければ気分転換のために休日を楽しんでもいいのだが、いかんせん世間体を気にしてしまう……。

 そうなると、カラオケ、ゲームセンター、遊園地などのアミューズメント施設には、特に行きづらくならないだろうか。

 もちろんオープンしているし、感染対策もしっかり取ってくれているはずなので、安心して遊べるだろう。しかし、いろんなことを考えてしまい、やはり抵抗感がある。

 Googleのおススメ欄には最近、アーケード版の太鼓の達人まで出てくる始末だ。これを買って一体私の部屋をどんな風に魔改造しようとしているのだろうか……。

 そんなトンチンカンなおススメをされながらも、筆者は考えた。「Googleの指示通り、家をレジャー施設にすれば、休みの日もハッピーに外出自粛できるんじゃないか?」と……。

 だが、太鼓の達人を賃貸の、しかも集合住宅で買うのは少しばかり気が引ける……。ということで、自宅に小型UFOキャッチャーの玩具を導入してみることに!

自宅ゲーセン化計画、始動

 昨今、フライングタイガーやタカラトミーから続々と家で遊べるUFOキャッチャーが登場しているのをご存じだろうか。今回ご紹介するのは、Amazonで販売されているこちらの商品だ。

 届いてびっくり。ミニと言いつつも高さ40センチと、かなり迫力のある大きさ! 単一電池3本またはUSB電源で稼働するらしい。近頃単一電池で稼働する家電も少なくなってきているので、新しく買うよりも、USB電源を選択できるようになっているのはありがたい。

 さっそく我が家のベストポジションをUFOキャッチャーに明け渡し、遊んでみることにした。

 だが、UFOキャッチャーと言えばレジャー施設で遊んでも湧き上がる「アーム甘すぎ(力が全然入っていない)」問題がある。せっかくお迎えしたUFOキャッチャーもアームが弱すぎてテンションを下げられるのでは大問題。ここは辛口評価していこう。

とにかく景品を獲りまくりたい!

 さて、さっそくこれまで集めてきたおもちゃをUFOキャッチャーの景品として設置し、プレイスタート。

 貯金箱式ではなく、この玩具に付属している専用コインを投入口に差し込むと、60秒のカウントダウンが開始した!

 アームを限界域まで動かすと、「ギギギギギギ……」と少し不安な音がする。早速壊しそうでびくびくしながらも、問題なくアームはぐんぐん稼働してくれる。上下運動できるレバーを操作すると、アームが開いて玩具をキャッチ!

 落ちるなよ……。

 「ガチャチャン!」獲れた―!!!!

 ガチャガチャ景品くらいなら楽々持ち上げてくれるアーム。これはスーパーのゲームコーナーにあるUFOキャッチャーよりずっと良心的。しかも専用コインなのでお財布にも優しく、取れなかったら何度もチャレンジ可能。筆者はまんまとハマってしまった。

 かなり大きいサイズの玩具でも、素材が塩化ビニールなどの軽い素材ならアームで持ち上げられることが分かった。パッケージでおススメされているように、飴やガムなどだったら1個ずつでなく複数個一気に獲れるかもしれない。

 玩具を補充したいときは、背後にある扉を開ければいいだけなので、思い付きで「これをUFOキャッチャーで獲ってみよう!」と実践するのも簡単だ。筆者のように、ガチャガチャをよくやってはダブらせてしまう方は、ダブった玩具をここに収納して、景品として昇華させるのも面白いかもしれない。

 これを買ってからAmazonがどんどんもぐら叩きやコイン落としゲームなどをオススメしてくるので、少しずつ導入してこれを機に自宅ゲームセンターを作ってみようかと筆者は妄想していた。

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