『逃げ恥』で話題の「電気圧力鍋」はどれくらい料理を楽にできる? シロカ、シャープなどを紹介 

『逃げ恥』で話題の「電気圧力鍋」を紹介

ショップジャパンの電気圧力鍋はエントリーモデルとしておすすめ


引用:Amazonより

 通販番組で有名なショップジャパンから、電気圧力鍋『クッキングプロ』が販売されている。

 クッキングプロはコストパフォーマンスに優れ、シロカの同等製品と比べてもより安価である。安価な割に機能は充実しており、シロカにはない予約機能も搭載されている。

 また、デザインはおしゃれというより無骨な印象だが、ボタン類は極めてわかりやすい。目的のボタンを押すだけでいいので、誰にでも扱いやすく機械が苦手でも問題ない。安価で誰にでも扱いやすいことから、初めて電気圧力鍋を使う人におすすめだ。

 ただし、機能面では不満もある。クッキングプロでは手動で時間を設定できるが、煮込み/炒めモードでは3分固定となっていて変更できない。それにもかかわらず、レシピでは「煮込み/炒めボタンで15分調理」などと記載されている。

 この場合は、3分の煮込みが終わったら再設定、という手順を5回繰り返す必要がある。面倒さを感じるのは筆者だけではないだろう。

 煮込み/炒めが少々面倒だが、それ以上においしい料理ができるので、電気圧力鍋の購入を考えるならぜひ検討してほしい。

ハイスペックを求めるならシャープの『ヘルシオ ホットクック』


引用:Amazon

 電気圧力鍋ではないので番外編的な立ち位置になるが、シャープの電気調理鍋『ヘルシオ ホットクック』におも触れておきたい。ヘルシオといえば、シャープのオーブンレンジを思い浮かべる人も多いだろう。ヘルシオのDNAを受け継ぐ電気調理鍋は、非常に高機能でユーザーを満足させる。シロカやクッキングプロでできることは、ほとんど問題なく搭載されている。

 逆にホットクック独自の機能として、かきまぜユニットという機能がある。かきまぜユニットは食材の状態から火の通り具合を判断し、状態に合わせて料理をかきまぜる。均等に火が通るので、煮崩れすることもなく味も申し分ない。

 また無線LANに対応している点も見逃せない。無線LANに接続すると、ホットクックがメニューを提案してくれる。提案の仕方もさまざまで、占いやランキングのように色々なカテゴリから提案するのだ。

 メニュー選びが楽しくなるだけではなく、肉料理が続くと魚料理を提案するといった健康面も配慮してくれる。単純な調理家電の枠をこえ、もはや料理におけるパートナーといってもいいかもしれない。

 高機能で優秀だが、他の製品と比べて高価であることが欠点と言える。50000円前後もするので、一般的にはおいそれと買える金額ではないだろう。

 価格ほどの価値を感じられるかは人それぞれだが、予算が許すのであれば選択肢に入れてみてはいかがだろうか。

電気圧力鍋を使用してステイホームの食卓を豊かにする

 電気圧力鍋や電気調理鍋を使用しても調理時間はあまり変わらないかもしれないが、キッチンに立つ時間は激減するだろう。ステイホームで料理をする回数が増えても、自由な時間は増えるかもしれない。おいしい料理を簡単に手早く作れるので、ぜひ試してほしい。

 ステイホームは、何かとストレスを抱えてしまいがちだ。調理がストレスの原因とならないよう、そしておいしい食事でストレスを解消できるようにこれらの器具を役立ててほしい。

※記事初出時『ヘルシオホットクック』の説明に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。

■津田まさき
家電量販店勤務で家電製品・ガジェットが大好き。ジャンルに偏りがない雑多ライター。アニメやゲームが主食。Twitter

トップ画像:Amazonより

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