シリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops Cold War』は、1980年代の東西冷戦をどうあぶり出す?

『CoD: Black Ops Cold War』レビュー

 アクティビジョンは11月13日、マルチプラットフォーム向けソフト『Call of Duty: Black Ops Cold War』(以下、『CoD:BOCW』)を発売した。

Call of Duty: Black Ops Cold War - 公式ローンチトレーラー

※PS4/PS5/Xbox One/PC版は11月13日リリース
※Xbox Series X版のみ2020年末リリース予定

東西冷戦を描いた「ブラックオプス」シリーズ最新作

Call of Duty: Black Ops Cold War - 公開トレーラー

 過去の世界大戦にはじまり、現代戦や近未来など様々な時代の戦争を描いてきたFPS(ファーストパーソンシューター)作品「Call of Duty」シリーズ。その最新作となる『CoD:BOCW』では、アメリカとソ連という2大国家を筆頭に繰り広げられた”東西冷戦”に焦点が当てられる。『Call of Duty: Black Ops』(2010年発売)で描かれた1960年代の米ソ冷戦から時代を進め、プレイヤーは”1980年代の冷戦”を追体験していく。この時代の様相は『Call of Duty: Black Ops 2』(2012年発売)のキャンペーンモードでも触れられていたが、本編を丸ごと使って掘り下げるのは約10年ぶり。直近のシリーズ作品である『Call of Duty: Black Ops 3』(2015年発売)は近未来、『Call of Duty: Black Ops 4』(2018年発売)にいたってはキャンペーンモードが廃止されたことを考えると、本作で目の当たりにするであろう新展開に、期待が膨らむシリーズファンも多いのではないだろうか。

 本作はストーリー重視の「キャンペーン」に加え、複数人で競技型ルールに挑戦する「マルチプレイヤー」、チームメンバー間で力を合わせて戦う「ゾンビ」といった趣向の異なるゲームモードで構成されている。じっくり腰を据えて物語に没入したい場合はキャンペーン、人間vs人間の手に汗握る試合へ挑みたいならマルチプレイヤーを選択するなど、個々人が求めるFPS像に合わせて遊び方をチョイスできる。

マルチプレイでは40人規模で争う新モードを実装

Call of Duty: Black Ops Cold War - マルチプレイヤー公開トレーラー

 『CoD』シリーズお馴染みのマルチプレイヤーでは多種多様なゲームルールに則り、操作テクニックが勝敗を左右する真剣勝負が楽しめる。両チームのプレイヤーキル数を競い合うチームデスマッチ、マップ内の拠点を確保してポイントを稼ぐドミネーション等々、従来のゲームルールは装いそのままに顕在。一方、特定プレイヤーを守り抜く「VIP ESCORT」や12vs12の中規模チームで戦う「COMBINED ARMS」など、本作からの新ルールも登場する。なかでも総勢40名のプレイヤーが一つのマップに集う「Fireteam」は迫力満点。シリーズ伝統の歩兵戦のほか、”戦車に乗り込んで敵拠点を砲撃”、”戦闘ヘリを操って上空から機銃掃射”……などなど、特色豊かなビークルを駆使した戦闘が可能となった。

 マルチプレイヤーで使用する装備は、事前の準備画面でプレイヤー自身が自由自在にカスタムできる。またアサルトライフルやサブマシンガンなどの銃器ごとにアタッチメント(全54種類)が用意されているため、同じ武器でも取り付けるパーツによって戦闘スタイルは幾重にも変わる。例えば取り回しの良いサブマシンガンを改造し、近距離での遭遇戦を制する。装弾数の少ないアサルトライフルを拡張マガジンで補い、継戦能力を高める、といった改造も手軽に行える。自分好みに装備を整えることで、マルチプレイヤーの奥深さは何段階にも跳ね上がるだろう。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる