ソフトバンクのAI活用事例 新薬、新素材、教育、メガネ、自動運転、住宅……そしてTikTokも

ソフトバンクのAI活用事例

情報革命で人々を幸せに

 孫は最後に、4年前に自社グループで買収していた半導体メーカー・ArmとNVIDIAが合併することについて「両方のエコシステムで、AIの革命を一気に加速していく。非常に楽しみ。従来は単に人々が計算をするだとか、検索をするというものだったのが、AIを使って、コンピューティングの世界が理解をする、ものを考える、いよいよ最後にはクリエイトをするところまで僕は行くと思っている」と展望した。

 そしてAIについても「情報革命で人々を幸せにするために、人々が交通事故でなくならない、急に色んな伝染病で亡くならない、心臓病だとかガンだとかの不治の病で亡くならない、そのために使う。人々がもっとエンターテインメントを楽しむために、人々がもっと買い物を楽しむために使う。人々をもっと快適に、豊かで愉快な、そういう世界をもたらしてくれるためにある。そのためにこれから情報革命は進むと、私は非常にポジティブに捉えている。このエキサイティングな時代に生まれたことを幸せに思い、情報革命に貢献したい」と総括した。

■真狩祐志
東京国際アニメフェア2010シンポジウム「個人発アニメーションの15年史/相互越境による新たな視点」(企画)、「激変!アニメーション環境 平成30年史+1」(著書)など。

SoftBank World

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる