JO1のメンバーカラー事情から考える ペンライトによる表現の現在

JO1のメンバーカラー事情から考える ペンライトによる表現の現在

 11人組グローバルボーイズグループ・JO1が10月16日、公式ペンライトのファンクラブ先行発売を開始した。この公式ペンライトは無線制御機能に加え、色も自由に変更することができる。

 JO1とは、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』にて101人の中から視聴者投票で選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)によって結成されたグループ。

 10月5日に行われた会見では、1stアルバム「THE STAR」の発売を発表し、公式ペンライトもお披露目された。しかし、JO1のメンバーカラーは11色あるため、白岩は白、金城は黒、鶴房は灰色となり、問題が発生。鶴房が3人のペンライトの色について「瑠姫くんは白の通常の状態、1段階点滅が碧海で、2段階点滅が僕です」と説明したことが話題となった。

 鶴房の「灰色」というメンバーカラーは珍しいような気もするが、他のグループは「ペンライトのメンバーカラー問題」にどう対応しているのだろうか。まず、ジャニーズのメンバーカラーは、どのグループも赤・オレンジ・黄・黄緑・緑・水色・青・紫・ピンク・黒・白のいずれかになっており、灰色のメンバーは存在しなかった。そもそも、ジャニーズのグループの最大人数が、デビュー組だとSnow Manの9人であり、Jrでは少年忍者が22人と大所帯だが、5忍者、8忍者、弟組で分かれている。そのため、メンバカラーもその3グループ内で振り分けられているため、22色あるわけではない。その中でも、メンバーカラーが漆黒のKing & Prince永瀬廉は、King & Prince内にメンバーカラーが白のメンバーがいないため、ペンライトは白。また、Snow Manの目黒蓮は、同グループ内にメンバーカラーが白のラウールがいるものの、目黒本人がペンライトは白と公言しているため、持っているうちわや口の動きをみて、自分のファンかどうか判断しているようだ。

 次にK-POPのアイドルグループのメンバーカラーをみてみたい。K-POPのグループでは、メンバーカラーの文化はあまりなく、コンサートグッズのペンライトの色にはグループカラーが採用されている。また、ペンライトもただ「ペンライト」という商品名で発売するのではなく、グループの名前やコンセプトを文字った名前がつけられており、BTSは “Army Bomb”、BLACK PINK は“ブルピンポン”、SEVENTEENは “CARAT BONG”と個性豊かだ。また、最近韓国ではアイドルではなく、文在寅大統領のペンライトが発売され話題となった。こちらの名称は「タンボンイ(月の棒)」というそう。大統領の苗字である「文(Moon)」と「月(moon)」の発音が同じであるため、月がコンセプトとなっている。

 一方、日本の大人数アイドルグループ「乃木坂46」はどのようにしているのだろうか。乃木坂46にメンバーカラーはないが、ペンライトの色はメンバーがブログなどで発信している。基本的にペンライト2本持ちがベースで白×白など同色の場合もあるが、青×紫など色の組み合わせを指定しているメンバーが多い。しかし、メンバー数が多いため、組み合わせが被っているメンバーも多く、赤×赤は松村沙友理・佐藤楓、黄×黄は生田絵梨花・向井葉月、赤×ピンクは秋元真夏・岩本蓮加となっている。また、乃木坂46のペンライトは完全制御型ではないため、ファンがSNSなどで呼びかけあい、メンバーのソロやセンター曲はそのメンバーの色にしたり、曲に合った配色にしたりすることがある。例えば、「インフルエンサー」は赤×赤、「ハルジオンが咲く頃」はアリーナが白、スタンドが黄色を点灯させてハルジオンの花を表現するなど、バリエーション豊かだ。

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