『今日好き 秋月編』3話ーーりゅうが&あやの&ゆりあの“三角関係水族館デート”の行方は......

『今日好き 秋月編』3話レビュー

 
 『秋月編』2日目の午後は、お待ちかねのグループ別行動。今回は、海中水族館で遊ぶ、もしくはインスタ映えスポットでオリジナル香水作りのどちらかを、男女に別れて話し合って選ぶこととなった。すでに『今日好き』定番の私服披露を行い、思い思いのファッションで集合している『秋月編』メンバー9名だが、男女別に別れる際には、気になる相手に対して「水族館もいいな〜」などと、それとなくアピールする場面も。話し合いの結果、次のようなグループ分けが決定した。

  
 海中水族館には、赤羽流河(りゅうが)、近藤拓海(たくみ)、西綾乃(あやの)、益田愛里沙(ありさ)、神谷侑理愛(ゆりあ)の5名が参加。一方の香水作りには、松本和志(かずゆき)、椿善稀(よしき)、朝丘さくら(さくら)、中村美月(みづき)の4名が集まった。今日こそは話す機会がほしいとお互いに思っていたりゅうが×あやのをはじめ、りゅうがを一途に追いかけるゆりあや、かずゆきに密かに想いを寄せるさくらなど、上手い具合にメンバーが散らばったのではないだろうか。


 ただ、気になったのは、かずゆきとよしき。お互いがあやのを気になっているほか、かずゆきは前日にありさと屋形船デートもしているが、香水作り組にはどちらの女子も参加していない。早々に水族館へ向かう彼女たちを、ただ心配そうに見つめているのだった。

 そんな香水作り組は、作業中に気になっている異性の人数を教え合うことに。ここでは、かずゆきとさくらがそれぞれ「1人」と打ち明けるなど、告白したい/されたい相手を早くも決めたようだ(これが後に繋がる大きな布石となるのだが……)。そこから自然な流れで、よしき×みづき、かずゆき×さくらの2組に別れてツーショット。

 まずは、みづきがよしきに対して、先ほど完成させた香水をプレゼント。2人ともが今朝のツーショットを経て話しやすい相手だと気を許しあってか、そのやりとりも仲睦まじげで自然体だ。あわせて話していくうちに、当初のよしきはあやのだけ、みづきはりゅうがだけを第一印象で気になっていた相手に選んでいたが、今はお互いがお互いを意識していると打ち明け合う。そのなかでよしきは、「りゅうがくんと話したいと思わへんの?もう一回、夜とか」と尋ねるが、みづきの答えは「(よしきと)喋りたい」というもの。その後は彼女の方から「手を繋ごう」と、よしきに対して積極的な投げかけをするのだった。

 また、さくら×かずゆきのツーショットでも、女子側からの香水プレゼントが。さらに、さくらは自身が引っ込み思案な性格だと説明した上で、かずゆきの手のひらに今のキモチを指文字で届けたいと手を出させる。その上でそっとなぞったのは、「スキ」の二文字。内気な彼女が勇気を振り絞り、大きな一歩を踏み出しただけに、これにはかずゆきの心も動いたのでは……。付け加えておきたいのは、かずゆきが去った後、自身のカップルとして成立したい想いと、彼には“ありさ”とも上手くってほしいという二律背反に悩み、一人で涙を流す優しさもさくらにはあったことだ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる