AirTagがゲームコントローラーに? AirTagとApple製スマートグラス関連の特許が明らかに
スマートグラスで医薬品の成分を比較する
さらにPatently Appleは22日、Apple製スマートグラスのアプリに関する特許を報じた。その特許は、スマートグラスを使って医薬品の成分を比較するというものだ。ふたつの医薬品の成分を比較する時、一方の医薬品を手にとった状態でもう一方の手で比較する医薬品をもって、成分表を見比べることがあるだろう。スマートグラスを使えば、両方の手に持っている医薬品が検知されて、成分を比較した結果がグラフィカルに表示されるといったことが可能になる(下の画像参照)。
特許文書では医薬品の成分を比較する事例を解説しているが、比較対象は医薬品だけにとどまらないだろう。この成分比較表示アプリを使えば、食品や雑貨の比較も可能となるだろう。例えば、ふたつのシリアル食品を比較して、どちらがよりダイエットに効果的かを判断するといったユースケースが考えられるだろう。
以上のように、AppleはiPhone以外の製品によってもイノベーションを起こそうとしているのだ。リリース間近とされるAirTagに関しては、特許文書の内容の一部が実装されるかも知れないだろう。
トップ画像出典:MacRumors「Apple's AirTags Revealed in Newly Published Patent Applications」より画像を抜粋
■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi