超廉価版「Xbox Series S」に海外の反応は? 「あまりにも良すぎて見逃せない」など絶賛の声も

「Xbox Series S」海外の反応は?

 Microsoftが今年リリースするコンソールに、超廉価版「Xbox Series S」があると急浮上した噂について、その事実を同社が確認した。

価格争いでPS5をリード

 Microsoftは「Xbox Series S」の予約開始が9月22日、発売が11月10日、販売価格が299ドルになることも認めている(参考:https://www.xbox.com/en-US/consoles/xbox-series-s)。

 これを受け、『BGR』は「299ドルのXbox Series Sは、あまりにも良すぎて見逃せない」と報道した(参考:https://bgr.com/2020/09/10/xbox-series-s-vs-x-ps5-specs-price/)。

 これまでのリークでは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)がリリースする廉価版「PlayStation5 デジタル・エディション」は、399ドルになると言われており、それよりも100ドルも安いことになる。

 また、「Xbox Series X」と「Xbox Series S」の仕様を比較すると、両方とも外付けカスタムSSDに対応している。 GPUでは差が出るが、120fpsも同じだ。Microsoftは昨年「Xbox One Sオール・デジタル・エディション」を、249ドルで発売し好評だったため、それでヒントを得たのかもしれない。

 このコンソールは、とりわけ新型コロナウイルス(COVID-19)で経済的に厳しい年に、低予算で新しいハードウェアを購入するのにうってつけだ。『Fortnite』を友達とプレイするだけのカジュアルなゲーマーやファミリー層に魅力的だ、という見方を同メディアは示している。

 「Xbox One」のリリース時は、ソニーのSP4の後塵を拝した。その敗因は、高すぎる価格設定にあったと言われているため、転んでもただでは起きないMicrosoftの本領発揮といえるだろう。

 発表直前まで、察知されていなかった「Xbox Series S」だが、実はXbox開発責任者であるPhil Spencer氏が、7月1日にインタビューに応じた際に「背景の棚に忍ばせていたが誰も気が付かなかった」と『Xbox』公式Twitterアカウントが“勝利宣言”をしている。

 一見して、真っ白な箱のようにも見えるため、これは言われないとなかなか気づかないだろう。「MicrosoftはXbox Series S」を隠していた。粋なイースター・エッグだ」と『The Verge』は伝えている(参考:https://www.theverge.com/2020/9/11/21433228/microsoft-xbox-series-x-hidden-video-phil-spencer-july-2020)。

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