AppleがTikTok買収に関心? 複数の海外メディアが報道
Appleは、ターゲット広告事業に否定的?
Appleはターゲット広告に対して否定的であり、それが事業の柱であるTikTokを買収するという取引は、異例だとの見方を『The Verge』は示している(参考:https://www.theverge.com/2020/8/4/21354082/apple-tiktok-acquisition-denial-targeted-ads-bytedance)。
TikTokの買収を目指していることが明らかになっているMicrosoftは、FacebookやYouTubeに対抗できるサービスのローンチを何度も画策しており、TikTokを買収することでソーシャル・ネットワーク事業に必要な足場を築くことができると見ており、MicrosoftはByteDanceとの買収交渉を行っていることを認めている。
今回の中国アプリ排除の決定には、来たるアメリカ大統領選をにらんだ現職のドナルド・トランプ大統領の意向が、強く反映されていると言われている。
前回のアメリカ大統領選では、ソーシャルメディアを介して、外国政府の干渉を受けたと指摘を受けた。そこで、反中姿勢を明確にしているトランプ氏が、事前に中国の影響を無力化したいという意図も透けて見える。
近々、大きな動きがある可能性が高く、目が離せなくなってきた。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。