『Apex Legends』のクロスプレイ対応を、海外メディアはどう報じたか?
Electronic Artsは、6月19日に開催されたオンラインイベント『EA Play Live』にて、基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム『Apex Legends』のクロスプレイ対応を発表した。
これまで「実装予定」としつつ、時期は明らかにされていなかったが、今回の発表にて今秋(2020年秋)という具体的なスケジュールが示された。
『Apex Legends』は現在、PC、PS4、Xbox Oneで配信されており、2020年秋からNintendo Switch版およびSteam版がリリースされる予定。それにあわせてクロスプレイ対応を行う方針であることがわかっている。
『Apex Legends』は、リリースから話題を総ざらいし、わずか3日で世界の総プレイ人口は1000万人を突破し、その後も順調に数を増やしてきたものの、リリースから時間が経つにつれ、その勢いは鈍化。今回のクロスプレイ対応は、プレイ人口を増やし、ゲームのさらなるユザー減少に歯止めをかける狙いもあるだろう。
日本ではこのクロスプレイ対応について、プラットフォームの垣根を超えてフレンドとゲームができることから、プレイ人口増加によるマッチング速度が改善されるというメリットが報じられている。一方で、プレイ環境によって大きな差を出さないためのエイム調整が難しいこと、各プラットフォームのユーザーが入り乱れることでの“民度”低下への懸念、PCに多く存在するチーターへの対応などのデメリットを指摘するメディアも少なくない。海外ではどうだろうか。
『EUROGAMER』は、『Fortnite』などのバトロワゲームにおいては、ハードを問わずにプレイできるクロスプレイ対応が熱望されていたと記している。(参考:https://www.eurogamer.net/articles/2019-03-25-apex-legends-cross-platform-6014)
また『EssentiallySports』は、クロスプレイに対応してきた他のゲームが優位を取り、『Apex Legends』のプレイ人口が減ってきたことに触れ「クロスプレイに対応することでかつての栄光を取り戻せると確信している」と報じた。(参考:https://www.essentiallysports.com/apex-legends-devs-finally-announce-major-feature-esports-news-2020/)