kemio、SNSでの誹謗中傷に持論 「“我慢することが美しい”は違う」

 YouTuberのkemioが5月28日、公式YouTubeチャンネルに投稿した動画で、SNS上に溢れるヘイト/誹謗中傷について持論を展開した。

SNSと生きるウチら

 kemioは「私も長い間、ソーシャルメディアで活動させていただいていて思うのが、ヘイトコメントを人にブチ投げたりだとか、批判することって誰にでもできるんです。頭使わないから」と切り出し、「その中にはわざわざ、自分が攻撃をされないように捨てアカにようなものをつくって、ブロックされてもまたつくり直して攻撃してというのを何度も繰り返している方もいると思うんですね。そういう方には『バイトル紹介しようか?』っていつも思うんです」と説いた。

 続けて「匿名で自分の顔も名前も何も晒さないで、相手にあーだこーだ言うことって誰にでもできるんです。でも、何も考えないで送った文章の言葉で人は傷つくんです」とkemio。同じ言葉でも会話と文章では伝わり方が違うとした上で、「自分が打ち込んで送信した文字が、自分が思っていた通りに相手が受け取ることってないんです。書かれている文字を読むときって、人それぞれで受け取り方が全然違うと思うんです」と訴えた。

 SNSで投げかけられる心ない言葉についてkemioは「『人気な証拠だよ』と言ってくださる方もいるのですが」としつつ、「自分のメンタル状況がダウンしている時にそういう言葉を見てしまうと、ブラックホール級にどんどんどんどんダウンしていっちゃうんです」と告白。「『我慢することが美しい』とされていますけど、私は絶対に違うと思っていて、どうして嫌な言葉をかけられている人たちが我慢しなければいけないんですか?って思うんです」と力説した。

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