『アークナイツ』配布キャラ・セイロンはどう使う? 新イベント『青く燃ゆる心』で登場
配布キャラ『セイロン』はどんなキャラ?
セイロンは広い攻撃(回復)範囲が特徴の単体回復の医療オペレーターだが、特性「回復範囲が広く、遠く離れた味方を回復時、回復量が70%になる」の影響で、前方2マス/横と斜め1マスより外側の味方にはステータスどおりの性能を発揮できないデメリットを持つ。昇進し、攻撃範囲が広がってもこの回復量減少の範囲は変わらないため、運用の際には配置に注意が必要となるだろう。
またステータス面では、攻撃力の低さとコストの重さに触れておかなくてはならない。セイロンは☆5でありながら、攻撃力(未昇進・LV1で154)が☆4単体医療を下回り、コスト(未昇進・未潜在強化で20)が☆5単体医療よりも重いのだ。
参考値として例を提示すると、☆4単体医療のうち最も数値の低いガヴィルの攻撃力が159(未昇進・LV1)、☆5単体医療のコストが一律17となっている。イベント完走により最大まで潜在強化をおこなっても、セイロンのコストは☆5相当の17までしか下がらない。そのため、「コストの割に回復力の低いオペレーター」と評価せざるを得ない面がある。
その上で彼女の起用を考えるならば、ビジュアルや性格といった個性に対する思い入れ、攻撃範囲の広さという長所、素質「フィールド内に水地形がある場合、攻撃力アップ」などをどう見るかが分岐点となっていく。「大きな回復量は必要としないが、広い範囲をカバーしなくてはならない上、マップに水地形がある」といった場合には、1人で2人分の活躍を見せるオペレーターとなる場合もあるかもしれない。
5月6日には第3ステージの解禁が控えている今イベント。新ステージでセイロン必須の場面が登場するのだろうか。期間限定イベント『青く燃ゆる心』は、ようやく折り返し地点に差し掛かったところだ。
■結木千尋
ユウキチヒロ。多趣味なフリーライター。
執筆領域は音楽、ゲーム、グルメ、テクノロジーなど。カルチャー系を中心に幅広いジャンルで執筆をおこなう。
人当たりのいい人見知りだが、絶対に信じてもらえないタイプ。Twitter:@yuuki_chihiro