こんびにこ、おませちゃんブラザーズ、EvisJap 友人感覚で楽しめるYouTuberをピックアップ
ここ数年で投稿者が急増したYouTube。日夜新たなクリエイターが動画投稿を始め、気付けば新たな有名人が誕生している。ここ1年でも”トップ層”と言われる人たちは入れ替わっているように、新たなチャンネルをくまなくチェックし、お気に入りを見つけるのがかなり難しいのではないだろうか。そこで今回は、友人感覚で動画を見て楽しむことができる、比較的新しいYouTuberをピックアップしていく。
こんびにこ
「インスタグラマーになりたい」ーーおしゃれな物に囲まれておしゃれなご飯を食べておしゃれに生きていきたい。一風変わった方法でそんな願いを叶えているのが、“アル中お料理系YouTuber”こんびにこだ。
おしゃれな画角で“逆にインスタ映えしそうな”料理を作っていく彼は、まいんちゃんやぬりかべ、ぺこぱやEXITなど様々なキャラクターのモノマネをしながら、異常なテンションで楽しく、時に辛そうに料理を進めていく。サムネイルのお洒落さからは想像がつかない内容に、視聴者はまず混乱すること間違いなしだ。
それに加えてかなりの酒豪のようで、ボウルに氷とウイスキーを入れてストロングゼロで割ったオリジナルハイボールを飲んでいる姿は強烈。全てが隅から隅まで計算された美しい映像、写真だけの世界では疲れてしまう。「こんな自由に生きてもいいのか!」と新しい視点を与えてくれるのがこんびにこの良さだろう。
忘れてはいけないのが、たまに出演する彼の会社の後輩だ。2人揃うと誰も止めることができず、テンションも倍に。すでに泥酔している状態から動画が始まることが多く、料理も当初の予定から大きく脱線し、何を作っているのかわからない状態になるなど、ツッコミどころ満載だ。
最近は言うことを聞かない“お節介なアレクサ”に振り回される姿が話題になっている。遠回しに反抗したり、丁寧にこんびにこに対して悪口を言う姿は逆に愛くるしく思えてくるので不思議だ。
おませちゃんブラザーズ
わるい本田、池田ビッグベイビー、矢崎の3人組からなる“サブカル解説YouTuber”。音楽、映画、ドラマ、漫画など、いわゆる「サブカルチャー」について好きなことをプレゼンして紹介する彼ら。
あまり知らなかった人に対しては知るきっかけとなる「入門編」になり、知っている人には一緒に共感して盛り上がることができる。 ヴィレッジヴァンガードを目的もなく物色して、気になる漫画や本に出会うあの感じに近い何かを感じさせてくれる動画が魅力的だ。
わるい本田は元放送作家ということもあり、人気放送作家がなぜすごいのか、人気番組がなぜ面白いのかを裏方視点で解説。何気なく見ているテレビの面白さの裏側を教えてくれる。
また、矢崎は「すするTV」の社長・チャル蔵としても活動しており、そちらのチャンネルではあまり見ることの出来ないアイドル好きな一面や趣味嗜好が垣間見ることができるのもポイントだ。
そしてこのメンバーの中で一番不思議な人物・池田ビッグベイビーは、独特な感性で視聴者だけでなく、メンバーも困惑させてしまう天才だ。中でも池田が作った歌詞の中にまぎれた浜崎あゆみや倖田來未の歌詞を当てる「ニセ〇〇の歌詞を当てろ!クイズ」シリーズは必見である。