『水溜りボンドのANN0』第2回をおさらい “ガチ勢”リスナーとのバトルは今週も継続?

 4月よりレギュラーとして新しく加わった人気YouTuberコンビ・水溜りボンドの『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)。その第2回目が4月9日放送された。KingGnu井口理からバトンを受け継ぎ、放送直後よりTwitterでトレンド1位を獲得した初回放送から1週間。今回は新型コロナウィルス拡大による緊急事態宣言後初のラジオということで、番組冒頭では「できるだけ楽しくやらせて頂いて、みなさんの気持ちが少しでもハッピーになればいいなと思っています」とリスナーを気遣った。

文字になりたい! 星野源とのコラボ

星野源「うちで踊ろう」/歌詞自体:水溜りボンド

 オープニングでは、現在出ている自粛要請によって、芸能人たちによる“バトン”がSNS上で盛んに広がっていることについてトーク。同じANNメンバーである星野源がInstagramに投稿したフリー楽曲「うちで踊ろう」のコラボ動画を投稿したことを報告した。このコラボは「歌を歌うことも楽器を弾くこともできないけれど“文字”にだったらなれるかな」というカンタの発想によって生まれた企画。文字どおり相方トミーの体を“フォント”として使用し、“字幕出演”というまだ誰もやっていない形で星野源の楽曲歌詞を彩った。普通に見ていると気付かないで字幕を流し見してしまいそうになるが、よく見ると「いや、トミーじゃん!!」という、独特の楽しみ方ができる。

 ちなみに、品川庄司の庄司から始まった一発ギャグをTwitter内で繋いでいく「ギャグリレー」にもANNメンバーである菅田将暉が登場しており、その後、ANNメンバーの三四郎・相田周二にバトンが渡ったことにも触れたが、その密接な関係性と自分たちのコラボはまた違うものであることも強調。「自分たちはただのファンであり、拡散のお手伝いをしただけ」という、水溜りボンドらしい謙虚な一面も見られた。星野源のInstagramストーリーには、直近にあったカンタへの誕生日祝いと「発想が変態」といった称賛のメッセージが記されるといった微笑ましい出来事もあった。

トミーが名前を呼んでくれなくなった

 4月4日に26才の誕生日を迎えたカンタ。同じ大学出身であるトミーにはこれまでずっと「カンタ」と名前で呼ばれていたはずが、最近は名前を呼ばれる場面で「おじさん」と呼んでくることについて抗議。「スタッフさんとかから“あの人おじさんなんかな”と思われるじゃん!」とカンタ。それに対してトミーは、だんだんと周りに人が増えてきたことで名前を呼ぶのを照れるようになってしまったと、相方特有の距離感問題として弁明。名前を呼んで欲しいというカンタと、照れを隠しきれないトミーという、あいかわらずの仲の良さをラジオでも発揮した。ちなみにマネージャーからは現場で「トミーじゃない方」と呼ばれるという、自分の存在感についても問うオープニングトークとなった。

サブチャンネルは“闇組織”!?

 前回よりお便りの募集を開始した、トップYouTuberである水溜りボンドに、リスナーがYouTubeの疑問をぶつけるレギュラーコーナ『週刊ラジTube』。第1通目のお便りには「YouTuberは人気になると、“サブチャンネル”という闇組織を立ち上げるのはなぜですか?」といった質問も。

 「メインチャンネルを立ち上げて、1年か2年くらいしたら大体始めるよね」というカンタに対して、「企画を考えなくてもいいから、それぞれの個性を出しやすい」と真面目に答えるトミー。そこに「自分の右乳首を右乳首ちゃん、左乳首を左乳首ちゃんとし、ウッチャンサッちゃんとしてやっていきたいのですが」という深夜ラジオの洗礼を浴びる水溜りボンド。しかし、そこは“YouTuber界のNHK”らしく「乳首を出すと収益化できないよ」というリスナーに親身になった答えを披露。下ネタに流されることのない安定の水溜りボンド感を見せた(しかし、それでも普段下ネタを全く言うことのないカンタが電波に乗せて「乳首」と何度も連呼していたのは、さすが深夜ラジオと言えるだろう……)。

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