『今日好き 青い春編』第1話&2話ーー“恋の修学旅行”スタートも、早速心変わりが……

『今日好き 青い春編』第1話&2話レビュー

 今回の旅で駆け引きの中心となっているのが、男子全員が第一印象で気になったという、博多弁がかわいい永江梨乃(りの)。一方の女子からは、これまでになんと15人に告白されたという甘いマスクの木村伊吹(いぶき)と、北村匠海似のビジュアルで落ち着いた印象の桑山隆太(りゅうた)に人気が集まっているようだ。

 そんないぶきが旅の序盤からチャンスを勝ち取る。男子4名でのフリースロー対決の結果、指名した女子と2人きりになれるセスナデートの権利を獲得したのだ。その相手に選んだのは、第一印象に惹かれたという、りの。セスナでは、互いの気になる相手を打ち合けて、2人が見事に両想いであることが明らかに。「ありがとう」「普通に照れる」と、はにかみ合う様子にこちらまで笑顔にされてしまう。

 すると初日にも関わらず、いぶきが「手繋ぐ?」とスマートに提案。“恋人繋ぎ”をしたかと思えば、カップル特有の腕をぶらぶらさせる仕草を見せるなど、オンエア初回から100点満点なラブラブっぷりだ。さらに、その日の夜にも、今度はりのがいぶきをダメ押しのツーショットに誘う。「もうここはカップルで決まりなのでは?」と思わざるを得ない関係性を築いているようだが、その行方ははたしてーー。

 さて、第2話までを振り返るに、今回の旅は女子が男子よりも積極的なアプローチを見せている印象が強く、男子側もそのことを全員が承知しているようだ。実際に初日夜には、落ち着いた雰囲気の男子が好きだという広瀬りな(りな)が、気になっていたりゅうたと急接近。りゅうたがりなに第一印象で好意を抱いていると話すと、りなはもうニヤニヤ顔を隠しきれない。

 最初こそ宿泊先の前に座っていたものの、互いの距離を縮めていくうちに夜のビーチを歩くことに。ここでは、りなが最後に「1日中話していたいこのまま、そうしたらめっちゃ仲良くなれるんだろうなって」「戻りたくない、永遠に戻らない」と、“小悪魔”風に猛アプローチ。乙女心をくすぐる、これ以上ないくらいにキュンキュンするやり取りだったが、この“夜の海”というのが、翌日に繋がる火種になっていく。

 全員がひと段落した後、男女それぞれに別れて、第一印象で気になる相手や、この日のツーショットを振り返ることに。ここでは、男子全員が女子にリードされている自覚を漏らす。また、粕谷音(のん)から好意を寄せられている佐久間美波(みなみ)だが、明日こそは気になっているりのに声を掛けることを決意。そんな悩みは、鵜川もえか(もえか)と山田なる(なる)の間にもあったようだ。ただ、そこから他の女子メンバーに背中を押されて、その想いをすぐに実行へと移すことに。今まさに反省会中の男子を訪れて、もえかが里吉峻(しゅん)に、なるがりゅうたにこの日最後のツーショットを申し出た。

 なかでもなるは、りゅうたとりなのツーショットを遠目に見て遅れを取ったと感じており、りゅうたから第一印象では選ばれなかったと聞いて涙を零しそうに。しかし、りゅうたが先程に歩いた海辺について「夜だからそんなキレイに見えたわけじゃないんだけど」と語った何気ない一言を拾って「絶対朝とかキレイそうじゃない?」「明日朝、行けたらでいいんだけど、海一緒に歩いてくれませんか?」と見事な流れで明日の約束をこぎつける。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる