“金持ちYouTuber”ヒカル、150万円で『遊戯王』引退品を落札 “本当の価値”を視聴者に伝える
金持ちYouTuberのヒカルが3月24日、「ヤフオク詐欺?150万円で落札した引退品を店長と開封してみた結果…」と題した動画を投稿した。
2月に実施して好評を博した「1ヶ月3000万円生活」に続いて、3月は「1ヶ月5000万円生活」に挑戦しているヒカル。これは、3月の1ヶ月間に投稿した動画の企画費で合計5000万円を使い切るという、金持ちYouTuberらしい大盤振る舞いのマンスリー動画シリーズだ。
その一環としてこのほど、「ヤフオク!」で150万円かけて落札したカードゲーム『遊戯王』の“引退品”(引退するコレクターが一気に手放したコレクション)を落札し、懇意にしているカードショップ・遊楽舎で査定してもらう企画を敢行した。
ヒカルが競り落とした引退品は、ダンボールに箱詰めされた状態。ヤフオク!の商品名欄には「13年分のコレクション大放出【赤字覚悟】」とだけ書かれており、封入されているカードの種類などは明記されていない。つまり開けてみるまで、何が出てくるのかわからないというわけだ。
ヒカルは以前にも100万円で同様の遊戯王引退品を落札しており、その時は詐欺まがいの粗悪品ばかりだった。その時も査定に立ち会っている遊楽舎の店長(以下、店長)が、同じ過ちを繰り返すのではといぶかしむも、ヒカルは「怪しいのを買うのが僕じゃないですか?」と意に介さず、「それが1つのエンターテイメント」ときっぱり言い切った。価値あるカードなら動画映えするし、詐欺なら暴けばいい。その思い切りのよさが、ヒカルの強みだ。
ヒカルと店長が2人でダンボールを開けると、カードが傷つかないための緩衝材替わりなのか、乱雑に詰め込まれた新聞紙が。それを見るなり、ヒカルは「うわ、もう嫌な予感してきた……」と顔をしかめ、店長も「とりあえず家の中にあるもの適当にまとめて送りたいですオーラがすごい伝わってくる」と苦笑いした。
しかし新聞紙の奥には、価値の低いノーマルカードも多いものの、中には希少価値の高い未開封のブースターバック、構築済みデッキ、丁寧にファイリングされた「ホーリー・ナイト・ドラゴン」をはじめとしたレアカードの数々が封入されており、店長は「カードへの愛を感じる」「前のやつと一緒にするのが失礼なレベル」と出品者を褒めたたえ、ついには「150万円という気持ちもわかる」「(出品者が収集につぎ込んだ金額は)下手したら高級車買えるかもしれん」とまで言った。