嵐 松本潤の“もう一つの仕事” 『ARASHI’s Diary -Voyage-』日本史上最大規模のドームツアー裏側を見て

 嵐が、Netflixで配信しているオリジナルドキュメンタリーシリーズ『ARASHI’s Diary -Voyage-』。1月28日に、第2話となる「5×20」が公開された。2020年12月31日をもって活動休止を発表している彼ら。その背景にどのような想いがあったのか、カメラが見続けてきた。

 時は遡ること、2018年9月5日。史上最多50公演、237万人を動員した『ARASHI Anniversary Tour 5×20』に向けて、入念な打ち合わせが繰り広げられる。楽曲名がズラリと書き記されたホワイドボードをじっと見つめるのは、松本潤だ。

 「ジャニーズJr.のときに、タッキー(滝沢秀明)から聞いて、大阪で舞台やってるから、コンサート作れないんで代わりに(演出を)やっといてと。そのとき、タッキーの家で、いっしょにMDコンポで音楽の編集とかしてたりしたんですよ。中3ぐらいのときかな」。2018年1月に『A-Studio』(TBS系)へ出演した際、松本がコンサートの演出を手がけるようになったきっかけを、こんなふうに振り返っていた。

 「そのときの僕はタッキーから、ジャニーズJr.のコンサートを任されたという使命感のもと頑張るんですけど、全部タッキーが指示してて、やったという気持ちだけを経験させようと。それがなかったらやってないんじゃないんですかね」。その後、嵐としてデビューするとすぐに、単独ライブでスタッフたちと共にセットリストを考えるようになっていったという。

 ファンを楽しませたい。その想いが強いゆえに、打ち合わせは11時間に及ぶことも。「嵐っぽいっていうか、キャッチーさみたいな抜け感のあるところにいってほしい」「言葉がすごい入ってくるような感じにしてほしい」と、ときには、スタッフに対して難題を課すこともある。「やれ」の一言で片付けず、「○○してほしい」「頑張ろうよ」と盛り上げていく松本の言葉選びも印象的だ。ステージに立つ人間でありながら、その裏側までケアするのは、至難の業。それを20年もの間、手がけ続けてきた松本に改めて敬服してしまう。

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