『ポケモン剣盾』有料DLCに海外で戸惑いの声 コンソール市場における変化の象徴となるか?

 株式会社ポケモンは1月9日、『ポケットモンスター ソード・シールド』(ポケモン剣盾)の有料追加ダウンロードコンテンツである「エキスパンションパス」を初めて発表した。

 第一弾『鎧の孤島』は2020年6月末までに、第二弾『冠の雪原』は2020年秋に配信予定。「エキスパンションパス」の価格は、『ポケモン ソード』と『ポケモン シールド』それぞれ、2,980円で、ガラル地方に存在する『鎧の孤島』では、新たに発見された伝説のポケモン、ダクマが生息し、鍛錬を重ねると“ウーラオス”に進化。雪が積もる白銀の『冠の雪原』には、太古の昔にガラル地方を統べていたキングポケモン・バドレックスが生息。探検服をまとい調査に行くと、思わぬ発見に出会える。

 これについては、開発を行うゲームフリークが、『Pokemon Direct』にて詳しく説明している。

新コンテンツに課金に一部で不満と怒り

 海外でも様々な反応が見られる。アメリカでは「エキスパンションパス」の価格は、29.99米ドルで、『ポケモン ソード』と『ポケモン シールド』両方欲しい場合は、59.98米ドル。ゲーム本体がそれぞれ約60米ドルで合わせると約120米ドル。オプションのオンラインサブスクリプションサービスは、年間19.99米ドルだ。そこに更に「エキスパンションパス」が加わると、かなりの金銭的負担になる。

 『Polygon』は「『ポケモン剣盾』のエキスパンションが怒りを買う」、『CNN』は「任天堂が『ポケモン剣盾』の新コンテンツに課金、一部のファンは不満」というヘッドラインでそれぞれ報じた。

 20年以上『ポケモン』をプレイしているノルウェーのTwitchストリーマー、Kori Selnesは「ポケモンの完全な体験は、途方もない金額になる。細かなフランチャイズを楽しんできたけど、この方向性は支持できない」とコメント。

 今回の発表について、ストーリーの詳細が乏しいという不満も聞かれる。ゲーマーからは「破産する」「財布が泣いている」「大企業ができる限り少ない労力でお金を稼ごうとしている」といった嘆きの書き込みも。

 一方、オーストラリアのTwitchストリーマー、AuSLoveことShisir Lamaは「少数派の意見かもしれないが、追加内容とストーリーを考慮すると、エキスパンションの価格は適正だと思う。激怒してもどうにもならない」と擁護。ほかにも、これまで『赤・緑』に次ぐ『青』や『金・銀』に次ぐ『クリスタル』など、完全新作ではない追加要素を加えたタイトルがリリースされていたことを考えると、ソフトを1本買うよりは安い、という見解もある。

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