新宿で『遊戯王』10,000種のカードが圧巻の展示! 「女剣士カナン」も配布の記念イベントを見た

『遊戯王』10,000種のカードが新宿に

 1999年2月から発売開始した『遊戯王オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズ(遊戯王OCG)』のカードの種類が10月12日に10,000種を突破したことを記念し、10,000枚のオールカード展示イベントを開催中。これまで大阪、名古屋で行われてきたイベントが、11月18日から24日まで東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードでもスタートしている。

 本作は、1996年から『週刊少年ジャンプ』で連載された高橋和希さんの『遊☆戯☆王』、および原作マンガを映像化したアニメ『遊☆戯☆王』シリーズを題材とした対戦型カードゲーム。1999年から発売が開始され、現在では日本・北米・欧州を中心に、75カ国・地域、9言語で全世界のユーザーに楽しまれている。

 10月12日には、カードの10,000種突破を記念して、特別なレア仕様の“10000(テンサウザンド)シークレットレア”カード“万物創世龍(テンサウザンド・ドラゴン)”を収録する『遊戯王OCG デュエルモンスターズ IGNITION ASSAULT』(以下、IGNITION ASSAULT)を発売。今回の展示には同カードもしっかりと飾られていた。

 1999年に発売した『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ Vol.1』(以下、Vol.1)から、最新作『IGNITION ASSAULT』まで、10000種類のカードが並ぶ様は圧巻。筆者は朝10時に現地へ到着したが、その時点で人が集まってきており、時間を追うごとにその数が増えていった。

最初はこんな感じでしたが、徐々に人が増えていきました

 並んだカードの前では、現役デュエリストや、すでに引退したが当時のプレイを懐かしむ人など、それぞれが笑顔で自分のお気に入りカードについて語っている様が印象的だった。

 筆者はVol.1(細かくいえばカードダス時代)からスタートした古参デュエリストなのだが、OCGは少し前に引退し、現在は『遊戯王 デュエルリンクス』でデュエリスト復帰。そのため、5D's以降のOCGカードは『リンクス』でしか知らず、発売順に並んでいるカードたちを見て、「この順番で発売されていたのか……」と改めて知ることもできた。

 ちなみに、筆者の初期の思い出のカードは「死のデッキ破壊ウイルス」(『遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記』付属カードの一種)。海馬瀬戸が原作で使用した効果があまりに強かったため、原作通りの特別ルールを適用するなどと理不尽なことを言い、友人から嫌われまくった思い出がある。

 11月23日と本日24日には、1999年当時配布し大きな話題となった、“女剣士カナン”の配布イベントを実施。こちらも多くのデュエリストが殺到し、整理券順での案内となっていたので、これから足を運ぶ人は注意して臨もう。

 新宿駅メトロプロムナード以外でも、『遊戯王OCG』とのタイアップによる“遊戯王OCGヒストリートレイン”が運行。車両には、1999年2月の発売から10月12日までに発売したカードや、初期のアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』から『遊☆戯☆王VRAINS』まで歴代の全6作品のキャラクターも登場したり、JR東日本山手線ではラッピングされた車体が運行中。タイミングが合わず見ることができなかったが、せっかくの機会なので一目見てみよう。

(文=中村拓海)

■キャンペーン概要
車体ラッピング(JR山手線のみ)
“遊戯王OCGヒストリートレイン”概要
関東地区:JR東日本山手線
運行日:11月16日~30日予定
※撤去作業のため30日(土)は運休となりました
©高橋和希スタジオ・ダイス/集英社企画・制作/KONAMI
『遊戯王オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズ』公式サイト
特設サイトURL

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