嵐・二宮和也、YouTuberデビューの可能性は? ゲーム実況者への適性や過去発言から考察
2020年12月31日の活動休止まで、残り1年あまりとなった嵐。10月9日に公式YouTubeチャンネルを開設し、11月3日にはSNS(Twitter、Facebook、Instagram、TikTok、Weibo)でジャニーズグループ初となる公式アカウントをスタートさせるなど、活躍の舞台をウェブに大きく広げている。
そんななか、にわかに高まっているのが「二宮和也YouTuberデビュー」への期待だ。少し前だったら考えられなかったことだが、ジャニーズ事務所がウェブへの門戸を開き、多くのコンテンツを提供するようになったいま、それは必ずしも非現実的とは言い切れない状況になってきている。
例えば嵐の活動休止後、メンバーそれぞれが自分の道を歩むことにより多くの時間を割くようになったときに、自由な表現の場としてYouTubeでの動画活動を一部採用する、ということはあり得ないことではないだろう。そして何と言っても、二宮は、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)をはじめ、多くの場面で「YouTuberへの憧れ」を語ってきたという事実がある。
古くは2016年11月の放送回で「ゲームチャンネルのYouTuberになりたい」と、冗談まじりながらも語っており、また今年8月5日の放送でも「今現在、子供だったらどんな将来の夢を持つか」と聞かれて、「むずかしい。でも、YouTuberだろうね」と答える場面があった。「でもさ、YouTuberで食べていけるのは一握りでしょう?」と、ただ楽しく自由に動画制作をしているだけではない、トップYouTuberの苦労にも言及しており、「自分がYouTuberになるとしたら」という考察を経たあとのようにも思える、現実的な言葉が印象的だった。
そして、二宮は疑いようもなく、YouTuber適性が高いと言える。もちろん、二宮が個人でYouTubeチャンネルを開設し、動画をアップし始めたら、その内容にかかわらず、マネタイズの心配など必要ないほど、多くの視聴者を集めるだろう。しかし、日本テレビ系のバラエティ番組『ニノさん』では毎回、若手ディレクターが提案するさまざまな(ときに無茶な)企画を見事に打ち返す適応力を見せており、現在まで17年以上のラジオ経験で一人しゃべりのスキルも抜群。多忙を極めるなかだが、大人数の動画専門チームを組織しなくても、カメラ一台とテーマだけあれば、「スーパースターが画面に映っているだけ」ではない、見応えのある動画を作ってしまうに違いない。