嵐・二宮和也、YouTuberデビューの可能性は? ゲーム実況者への適性や過去発言から考察
さらに二宮は、大のゲーム好きとして知られる。「人生をかけている」というほどドハマりしているスマホゲーム『パズル&ドラゴンズ』をはじめ、様々なゲームに熱中してきた経緯があり、ゲーマーならではの人気コンテンツ「ゲーム実況」のスペシャリストになれる可能性を秘めているのだ。
馴染みのない人も少なくないと思うが、YouTubeにおいて「ゲーム実況動画」の需要は高く、ヒカキンをはじめとするトップYouTuberにも、ゲーム専用のサブチャンネルを設けているケースが多い。二宮は9月1日放送の『ニノさん』で、編集者・箕輪厚介氏から「ゲーム実況をやるべき」とズバリ指摘され、まんざらでもないリアクションをしていた。
多くのタレントがYouTubeに参戦し、更新頻度/本気度の低さを一因として、テレビの知名度とは裏腹に成功していないことが度々話題になっているが、昨年9月には女優の本田翼がYouTubeチャンネル「ほんだのばいく」を開設し、瞬く間に登録者数100万人を突破し、さいたまスーパーアリーナでゲーム実況イベントまで行なったことは記憶に新しい。本田のチャンネルは生放送主体で、その頻度は極めて低い。しかし、ゲームに対する本気度とトークスキルで人気を拡大し続けており、この構図は二宮にも当てはめられるはずだ。つまり、本業に障るほどの労力を割かなくても、十分に「結果」がついてくることは想像に難くない。
ジャニーズ事務所のウェブ展開が広がっているなか、もともとYouTuber活動への関心と適性があり、ファンの需要も大きく、更新頻度が低くてもきちんと結果が残せそうだ……と、状況だけ考えると、二宮のYouTuberデビューの可能性はそれなりにあるという気がしてこないだろうか。ブランディング等の問題はありそうだが、まずは番組の企画でYouTuber風の動画を撮ってみる→その流れでチャンネルを作り、時折ゲーム実況を行なう、という流れはあり得る気がする。
二宮が個人チャンネルを開設し、YouTuber業界/芸能界に衝撃を与える日は果たしてやってくるのか、淡く期待しつつ、まずはYouTube /SNSでの嵐の活躍を見守りたい。
■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。