キンコン西野の海外支援を伝える動画が公開 「考えさせられる」「かっこいい切実に」などの声
お笑いコンビのキングコング・西野亮廣が8月21日、YouTubeチャンネル「毎週キングコング」に、海外での支援活動の様子を伝える動画を公開した。
普段はキングコングの2人が、時事ネタや身近なニュース、最近起こった出来事などについて論を交える動画が投稿されている同チャンネル。今回公開された動画は毛色がまったく異なり、西野が自身の運営するオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」のメンバーとともに、フィリピンの貧困地区に住む子供たちへ絵本をプレゼントする模様を伝えている。
西野が訪れたのは、フィリピンの首都マニラの北西部に位置するトンド地区。その中でも1、2を争うほど貧困度の高い「HAPPY LAND」と呼ばれるスラム街へ足を踏み入れた。
バラック小屋のような住まいが立ち並ぶ荒廃した通りを抜けて、西野がたどり着いたのは大量のゴミが浮かぶ汚染された海辺。「この前、まだ5~6歳くらいの女の子が泳いでいた」とガイドらしき人から話を聞き、西野は「ゴミだらけじゃないですか」と一言。しばらく深刻そうな表情で海を見つめていた。
「ああいうところで生きている人たちを見ると、自分らが今すごい恵まれた状況にあるなっていうのが思い知らされるじゃないですか。そうするとやらなきゃいけないことが結構明確になる」
動画では、西野によるこんなメッセージがインサートされた後、貧しい子供たちに向けて自作の絵本をサイン入りでプレゼントする模様が映し出される。絵本をもらって嬉しそうに笑みを浮かべる子や、片言の日本語で「アリガトウ」と感謝の気持ちを伝える子、西野と一緒に談笑する子など、「HAPPY LAND」に暮らす様々な子供たちの笑顔と共に、「エンターテイメントにできること」とメッセージが添えられて動画は締めくくられている。