三代目JSB・ELLY、岩田剛典・鷲尾伶菜からオコエ・八村塁まで『フォートナイト』交友録を明かす
決勝大会終わりには、マスコミ向けにELLYの囲み取材が開かれた。大会を通してELLYは、「日本で『STAGE:0』をやったことが新たな歴史の始まりだと思うので、その一部に僕も参加できてよかったと思いますし、優勝したチームにはおめでとうと言いたいですね」と話す。優勝者の「ぼくラグナ」は、前日の「リテイルロー」ゲーム配信に参加しており、それを受けて「今日優勝している姿を見て僕も刺激を受けたし、すごい世界だなと思いました」とコメント。ELLYから見た出場者のレベルは全体的に高かったとのことで、優勝チーム「とうもろこし畑」、2位の群馬県桐生第一高等学校のチーム「初心者連動」については、「プロのような動きをしていて、自分も対戦をしてみたいなと思いました。観ていてとにかく熱かったですね」と意欲を燃やした。この後、ELLYはリテイルローの村長として「ステージゼロの裏!」のゲーム実況配信に出演し、「とうもろこし畑」と熱戦を繰り広げた。
『フォートナイト』の交友関係を聞かれたELLYは、同じグループの岩田剛典がゲーム難易度の高さから3日も経たず諦めてしまったと明かし、LDHの事務所から鷲尾伶菜(Flower/E-girls)、海沼流星(BALLISTIK BOYZ)、THE RAMPAGEのメンバー、ヒップホップシーンからGASHIMA(WHITE JAM)、スポーツ界からはプロ野球選手・オコエ瑠偉(東北楽天ゴールデンイーグルス)の名前を挙げる。鷲尾は「リテイルローのシンデレラ」、オコエは「リテイルローの観光者」と名乗っているとのことで、以前取材で意気投合したバスケットボール選手・八村塁(ワシントン・ウィザーズ)とは「今度やろう」と『フォートナイト』に誘っているのだという。
世界を股にかけてeスポーツに携わっているELLYは、自身が音楽やダンスを経て、ゲームの素晴らしさをより多くの人に伝えていく役目にあると語る。「ステージでパフォーマンスをするように、ゲームの中ではキャラクターがパフォーマンスをしていると感じているので、そういう意味で音楽とゲームは繋がると思っています。例えば、日本武道館で『フォートナイト』の大会と自分のライブを同時に楽しめるような、音楽をゲームとリンクさせた面白いイベントを作っていきたいなと感じています」と今後の展望を明かした。
(取材・文=渡辺彰浩)