Netflix、『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエーターと200億円超の大型契約

 米国のTV局HBOの人気テレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の製作を手掛けたデイヴィッド・ベニオフ氏とダニエル・ブレット・ワイス氏が、Netflixと大型契約を結んだことが分かった。

新作リリースは数年後、壮大なストーリー

 『TechCrunch』によると、この契約は複数年で、契約金額は2億米ドル(約210億円)だという(参考:https://techcrunch.com/2019/08/08/netflix-signs-multi-year-deal-with-game-of-thrones-showrunners/)。

 これは、ライアン・マーフィーの3億米ドル(約315億円)やションダ・ライムズの1億米ドル(約105億円)に匹敵する大型契約だ。実際の作品が完成するには、数年を要すると思われる。

 Netflixコンテンツオフィサーのテッド・サランドス氏は「物語作家の巨匠であるデイヴィッド・ベニオフ氏とダニエル・ワイス氏をNetflixに迎えることができて嬉しく思います。創造力があり、壮大なストーリーテリングで世界中の視聴者を魅了しています。彼らの想像力がメンバーに与える影響が楽しみです」と述べている(参考:https://www.hollywoodreporter.com/live-feed/game-thrones-creators-close-200m-netflix-deal-1230119)。

 今回の契約について、デイヴィッド・ベニオフ氏とダニエル・ブレット・ワイス氏は、下記のような共同声明を発表した。

「10年以上にわたりHBOで走り続けてきたなかで、いつも家族のように接してくれた全ての人々に感謝します。数か月間、じっくりと時間をかけて話し合ってきました。Netflixがつくりあげたものは、驚異的で前例のないものであり、私たちをチームに迎えてくれたことを光栄に思います」

各社争奪レース、最終局面で大どんでん返し

 ベニオフ氏とワイス氏は、これまでにディズニーやAmazonとも話し合いを行ったというが、争奪戦になり、HBOは予算的な折り合いがつかずに早々に離脱し、最終的にはNetflixと契約するに至った。

 先述の記事によると、7月上旬にNetflixがオファー金額を上乗せするまでは、Amazon Studiosが最有力だったという。つまり過去数週間のうちに、舞台裏では大逆転劇があったことになる。

 ベニオフ氏とワイス氏は、ディズニーが所有するルーカスフィルムの新たな『スター・ウォーズ』三部作をて手がけるべく、2022年の公開に向けて始動しており、ディズニーとの関係はこれからも深いままだろう。

 『Hypebeast.com』は「この画期的な契約により、NetflixはHBO / WarnerMedia、Disney、Comcast、Amazon、Appleなど他の主要メディアネットワークを打ち負かした」と報じた(参考:https://hypebeast.com/2019/8/netflix-signs-game-of-thrones-creators-to-overall-film-tv-deal)。

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