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『彼女、お借りします』×TikTokコラボがバズ! “レンタル彼女”役・竹達彩奈の魅力とは?

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 現在、『週刊少年マガジン』で連載中の『彼女、お借りします』。主人公・木ノ下和也と、ふとしたきっかけから彼が利用した“レンタル彼女”として出会った水原千鶴を中心に繰り広げられる恋愛ストーリーだ。

 そんな本作が、この5月にショートムービーアプリ『TikTok』とのコラボ企画を開催。“理想の彼女”を体現したようなレンタル彼女として動画に登場するのが、声優・竹達彩奈である。動画には実写での出演となっているが、今回は竹達の本業である声優としての魅力も踏まえつつ、このコラボが話題を呼んだ理由を考えていきたい。

 竹達彩奈は、2008年にOVA『kiss×sis』Wヒロインのひとり・住之江あこ役で声優デビュー。翌年放送のTVアニメ『けいおん!』(TBS系)の中野梓役で一躍脚光を浴び、2012年からはソロアーティストとしても活動。今もなお声優・アーティストとして第一線で活躍を続けている。

 その梓や、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(TOKYO MX他)の高坂桐乃といった新人時代の代表作と呼べる作品でのイメージの強さから、「竹達彩奈といえばツンデレ」というイメージの方は、いまだに少なくないのではないだろうか。たしかに、一見かわいらしさ成分強めに感じられながらも、実は芯は太めで言葉も強めに聴こえる部分もある――といった竹達の声質の特性は、前述のような役との相性が良好。最大限の魅力を生み出したからこそ、未だにそのイメージを強く残しているのだと考えられる。しかもそのマッチングの良さは不変なので、最近でも『五等分の花嫁』(TBS系)での中野二乃といった、ツンデレキャラを演じる機会も引き続き存在している。

 なので、コラボ動画をご覧になった方には、一瞬“王道にラブラブな彼女”というレンタル彼女の性格設定に、少々驚いた方もいたかもしれない。しかし、前述のようなハマりジャンルに安寧とせずに芸の幅を徐々に広げ続けてきたからこそ10年もの間第一線を走り続けられているし、今回のようなカメラを前にした一人芝居というチャレンジでも、演技プランを大外しすることなく多くの人に受け入れられるものを提示できたのだ。

 実際にこれまで竹達は、『たまゆら』(TOKYO MX)の沢渡楓のようなピュアさとかわいげを併せ持つキャラクターや、普段はあまり感情を表に出さない『ハイスクールD×D』(TOKYO MX系)の塔城小猫、“自称・カワイイ”な高飛車さと得も言われぬかわいげを併せ持つ『アイドルマスターシンデレラガールズ』(TOKYO MX)輿水幸子などさまざまな特性を持ったキャラクターを担当。なかでも特筆すべきなのは、さらに、2016年から二度にわたってTVシリーズが放送された『だがしかし』(TBS系)の枝垂ほたるだろう。駄菓子への偏愛というエキセントリックな面を前面に出しながら、ときとして主人公・鹿田ココノツを翻弄する大人のお姉さん像を見事に演じきったこのほたるは、近年の当たり役のひとつと言ってもいい。加えてバラエティ番組のナレーションや朗読劇の名作『私の頭の中の消しゴム』への出演、ソロアーティストとしてのリリースやライブなどの多岐にわたる活動を経て、彼女は表現者としてのステージを上がり続けている。そのなかで培った力は、今回の動画の成功要因から外せないものだろう。

 動画のコンセプト自体も、テーマ性を明確にしつつ“理想の彼女”像の王道を押さえた、奇をてらいすぎない安心の出来。前述の通り竹達の演技プランの良さはもちろん、第一弾動画で世界観や関係性を明示したうえで思わずニヤニヤしてしまうほどにイチャついてくれるというのも、『彼女、お借りします』という作品にしっかり紐付いた動画であることを感じさせてくれる。

      

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