ついに果たされた、水溜りボンドとアバンティーズの“約束” 前向きに突き進む2組のリアリティ
YouTuberに明確な指標はない。チャンネル登録者数がどのくらいいけば、再生回数やグッドボタンの数がどのくらい伸びればいいのかも、決まっていない。だからこそ、自分たちで目標を決めなければならない厳しさがある。
「100万人から200万人のほうが、0人から100万人よりが難しい。一度見たけど登録しなかった人に押させなきゃならないから」というトミーの語り口調から、彼らが歩んできた道のりの険しさが伺える。その山道を黙々と登り続けたカンタが思うのは「自分たちでしかできないこと、っていうところに行き着くしかない」ということ。
これはYouTuberだけではなく、すべての仕事に通じる言葉かもしれない。自分なりの目標を、自分なりの頑張り方で突き進む。ときには、同じマインドの仲間と羽根を伸ばし、愛しい思い出話に花を咲かせ、そしてまた新しい目標へ。
旅の終わりに、そらちぃが「始めるから終わってしまう。ってことは、また始めればいい!」と気持ちを奮い立たせていた。楽しいことはいつか終わる。だから、次の楽しいを見つけにいくしかないのだ。ストイックに道を切り開く水溜りボンドと、周囲に愛されて変化をしていくアバンティーズ。いつだって前向きに突き進む彼らのリアリティーショーを、これからも楽しみにしている。
(文=佐藤結衣)
※初出時、チャンネル登録者数の表記に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。