loundraw設立のアニメスタジオ『FLAT STUDIO』に小説家・佐野徹夜が加入 『君は月夜に光り輝く』も手がけた2人
イラストレーター・loundraw(ラウンドロー)が設立したアニメーションスタジオ『FLAT STUDIO』に、小説家の佐野徹夜(さのてつや)が新メンバーとして加入した。
佐野はデビュー小説『君は月夜に光り輝く』が監督・月川翔、永野芽郁、北村匠海のダブル主演で劇場映画化(現在公開中)され、原作小説は60万部を突破。同作のスピンオフ作品『君は月夜に光り輝く +Fragments』も今年2月末に発売されるなど、現在注目を集める小説家。
第23回電撃小説大賞《大賞》を受賞しデビュー以降、佐野徹夜のすべての小説装画をloundrawが手がけ、作品づくりの”盟友”としても名高いふたりが、同じスタジオのメンバーとして創作に向き合うことになった。スタジオの最新情報は、新たに開設した『FLAT STUDIO』の公式Twitterアカウントをチェックしよう。
佐野徹夜からのコメント
この度「FLAT STUDIO」に参加させて頂く佐野徹夜です。loundrawさんがこれまでやられてきたこと、将来されようとしていることに、強い刺激を受け、参加を決めました。僕は、心の底からドキドキ出来るような仕事にずっとチャレンジし続けたいです。何をやろうとしているのか。これからの自分の仕事を通して、徐々に理解して頂けるよう頑張ります。
loundrawからのコメント
FLAT STUDIOに佐野徹夜さんが参加いたしします。制作現場を超える価値を持ったスタジオにするために、これ以上なく頼もしい方が来てくださいました。昔からの縁が繋がることを嬉しく思うと同時に、敬意と熱意を持って、新しい創作に取り組んでいきたいと思います。
■佐野徹夜 (Twitter:@dame_murahito)1987年京都府生まれ。小説家。2016年「君は月夜に光り輝く」が第23回電撃小説大賞《大賞》を受賞しデビュー。「この世界にiをこめて」「アオハル・ポイント」など、エモーショナルな青春小説を発表する一方、純文学作品として「透明になれなかった僕たちのために」が文藝に掲載されるなど、ジャンル小説にとどまらないチャンレンジを続けている。2019年FLAT STUDIOに加入。
■loundraw (Twitter:@loundraw / pixiv:772547)
イラストレーターとして10代のうちに商業デビュー。透明感、空気感のある色彩と、被写界深度を用いた緻密な空間設計を魅力とし、様々な作品の装画を担当する。2018年7月、監督・脚本・演出・レイアウト・原画・動画と制作のすべてを手がけ、声優・下野紘、雨宮天らが参加した卒業制作オリジナルアニメーション『夢が覚めるまで』がバイラルヒット、2017年9月には自身初の個展『夜明けより前の君へ』を開催するほか、小説『イミテーションと極彩色のグレー』、漫画『あおぞらとくもりぞら』の執筆、アーティスト集団・CHRONICLEでの音楽活動など、多岐にわたる。2019年1月FLAT STUDIOを設立。
■映画情報
映画『君は月夜に光り輝く』
出演:永野芽郁 北村匠海甲斐翔真 松本穂香 今田美桜 / 優香 生田智子 長谷川京子 及川光博監督・脚本:月川翔 (『君の膵臓をたべたい』『センセイ君主』ほか)
全国東宝系劇場にて公開中
特設サイト:https://kimitsuki.jp/
Twitter・Instagram:@kimitsuki0315
Ⓒ2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会
■メディアワークス文庫『君は月夜に光り輝く』概要
著者:佐野徹夜
イラスト:loundraw
判型:文庫判
ページ数:324ページ
定価:本体630円+税
ISBN:978-4-04-892675-1
書店発売日:2017年2月25日
発行:株式会社KADOKAWA