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『スター・ウォーズ』シリーズはなぜ高いクオリティを維持できる? キーマンが語る制作の裏側

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 ディズニーXDとDlifeで放送が始まった、日本初放送となるTVシリーズ『スター・ウォーズ レジスタンス』。そのエグゼクティブ・プロデューサーであるアシーナ・ポルティーヨ氏、また制作協力を務める日本の会社「ポリゴン・ピクチュアズ」(『山賊の娘ローニャ』、『GODZILLA 怪獣惑星』)のプロデューサー、ジャック・リアン氏が、2018年12月、専門学校 HAL 東京に来場。『スター・ウォーズ レジスタンス』スペシャルトークが開催された。

 ルーカスフィルムのアニメーション制作部門で作品を手がけているポルティーヨ氏は、厳しい意見が飛び交う『スター・ウォーズ』ファンの間でも支持されることの多い『スター・ウォーズ:クローンウォーズ』(2008年~2019年予定)や『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2014~2018年)を、デイブ・フィローニ監督らとともに作り上げ、エミー賞やサターン賞を受賞。ハリウッド・リポーター誌が選出する2016年”Women in Entertainment Power 100″の一人に選ばれた経歴の持ち主だ。

 スペシャルトークの内容は、もちろん気になる『スター・ウォーズ レジスタンス』の内容や、実際の制作について、また仕事への向き合い方にまで及び、ディズニーによる買収後、なかなか内情が分かりづらかった『スター・ウォーズ』シリーズの事情も垣間見えるものとなった。ここでは、ファンにとって興味深い点についてをとくにピックアップし、そこから『スター・ウォーズ』全体の制作についても考えていきたい。

 『スター・ウォーズ レジスタンス』の舞台となるのは、エピソード6『ジェダイの帰還』から30年後、エピソード7『フォースの覚醒』の6カ月前の銀河だ。ご存知のように、エピソード7では銀河の覇権をねらいながらも崩壊した「銀河帝国」の野望を受け継ぐ組織、「ファースト・オーダー」が登場する。本シリーズでは、ジェダイのライトセイバー戦でなく、新たな陰謀と戦うパイロットの物語が描かれる。

 「ファースト・オーダー」 台頭の展開は、ルーク・スカイウォーカーたち反乱軍の活躍によって銀河に平和がもたらされた大団円の後では、いささか唐突なように感じられる部分もあった。レイア姫、ポー・ダメロンやキャプテン・ファズマ、BB-8なども登場する本シリーズは、『スター・ウォーズ:クローンウォーズ』 がそうだったように、そんなエピソード間のミッシングリンクとなるはたらきをしてくれるかもしれない。

 『スター・ウォーズ:クローンウォーズ』から、その制作に関わるポリゴン・ピクチュアズは、今回はレイアウトから撮影(コンポジット)まで、多くの部分を担当している。本シリーズの特徴は、3DCGによる制作にも関わらず、2Dアニメーションのような風合いを感じさせる点である。アシーナ・ポルティーヨ氏は、物語以外に作品の表現方法でも新しさを感じさせたかったのだそうで、複数の日本の作品の要素をとり入れることを依頼時に提案したという。ジャック・リアン氏は、登場キャラクターには『ルパン三世』の影響があると発言。日本の制作環境は表現方法のみならず文化面においても本シリーズに影響を与えている。

 さらにポリゴン・ピクチュアズでは、ブラスター(光線銃)などから発射されるレーザーの表現を中心に作っているスタッフがいることが紹介されるなど、人手や予算をかけることで高いクオリティを維持する『スター・ウォーズ』関連作の凄さも伝わってきた。

      

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