『Apex Legends』好調のEA、新感覚空中バトルゲーム『ANTHEM』発売 課題はゲームバランスか?

新感覚の空中バトルが魅力の『ANTHEM』リリース

 チームプレイ・バトロワ『Apex Legends』をリリースして好調な大手海外ゲームパブリッシャーのEAが、今度は注目のアクションRPG『ANTHEM』をリリースした。新感覚のバトル体験を最大の魅力とする同ゲームに対して、国内外のゲームメディアはバトル以外のところが気になるようだ。

アイアンマンになったかのようなバトル

 22日に正式リリースされた『ANTHEM』はアクションRPGと銘打たれている。しかし、実際には「ルートシューター(loot shooter:「loot」は「戦利品」という意味)」と呼ばれるものに近い。つまり、プレイヤーはミッションクリアのためにゲームエリアに出撃して、敵を倒す等の目的を遂行すると報酬が得られ、こうした出撃と報酬のサイクルを繰り返す、というのが基本的なゲームプレイの流れとなる。ちなみに、プレイヤーが出撃するエリアは敵対する勢力が跋扈(ばっこ)する架空の惑星である。

 同ゲームの大きな特徴は、プレイヤーは「ジャベリン」と呼ばれるパワードスーツを装着して出撃することだ。このパワードスーツには飛行能力が実装されていて、ゲームエリアの探索やバトルシーンにおいて空中から地上を見下ろす俯瞰ショットが印象的に多用されている(下の動画参照)。ジャベリンによるバトルは、まるで映画『アイアンマン』のワンシーンのようだ。

「Anthem」ローンチトレーラー

 また、ジャベリンには汎用的な性能の「レンジャー」、重装甲で火力の大きい「コロッサス」、俊敏な動きが可能な「インターセプタ―」、そして空中から範囲攻撃を放つ「ストーム」といった4つのタイプが用意されている(下の画像参照)。さらに、ジャベリンの強化には性能の異なるギアと呼ばれるパーツを実装する必要がある。こうしたシステムにより、プレイヤーごとにジャベリンをカスタマイズしてプレイできるのも同ゲームの魅力だ。

画像出典:ANTHEM公式サイトより画像を抜粋

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