アメリカはラッパーが殴り合うゲームを出すべきだーー『Def Jam』シリーズ続編への期待

 とにかく色々なラッパーとゲームの中で遊んでみたい。たぶん大物のEMINEMやKendrick Lamarも、頑張って頼めば引き受けてくれるだろう。EMINEMさんはスーパーパワーを得て警備員と格闘するMVを作っていたし、Kendrick Lamarもテイラー・スウィフトと組んだMVでは、楽しそうに謎の女スパイ特訓場の関係者を演じていた。こういうゲームに一定の理解はあるはずだ。あと50CENTにも声掛け必須。彼は『50セント: ブラッド・オン・ザ・サンド』(09年)というゲームに主演しているので、たぶん引き受けてくれるだろう(50CENTがライブ先の中東でギャラを盗んだ犯罪組織を壊滅させるアクションゲーム。なかなか面白かった)。

 また『Fight for』では女性ラッパーの数が少なかったが、そこのところの補強もお願いしたい。たとえばNicki MinajやCardi B、そしてNicki Minajと壮絶なビーフを繰り広げたRemy Maも呼んであげてほしい(師匠格のFat Joeは既に出ているし)。彼女らは全員ド派手な見た目で、それぞれのスタイルがある。格闘ゲーム映えするのは間違いないだろう。あと普通にLL COOL Jの参戦も期待したい……と、こういう話を始めるとキリがない。今は期待を込めて新作を待つしかない。もう向こうの人もツイートしたことを忘れているかもしれないが、それでも……アメリカのDef Jamさん、僕の声はキミに届いているかい?

■加藤よしき
ライター。1986年生まれ。暴力的な映画が主な守備範囲です。
『別冊映画秘宝 90年代狂い咲きVシネマ地獄』に記事を数本書いています。



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