YouTuber特番『動画投稿で生きていく』でヒカキン、はじめしゃちょーらが語った「視聴者に近い存在であること」
さらに、2018年11月に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われたイベント『I enjoy! パラスポーツパーク in Parafes 2018』についても言及。同イベントには、動画クリエイターが複数参加して自身のチャンネルにその様子をアップしていたのだが、これは一人の少女が日本財団パラリンピックサポートセンターへ寄せた「YouTuberがパラリンピックを応援すれば、もっとファンが増えるはず」という企画書がもとで実現したのだという。後日、会場にいた発案者の少女から「子供が考えたことと思って、バカにしたりしないできちんと実現させてくれてうれしかったです」と感謝の手紙が。まさしくファンとの距離の近さがわかる実例といえるだろう。
番組の最後には、動画クリエイターの新たな取り組みの一つとして、2019年1月12日にOPENが決定した屋内型スポーツテーマパーク『フィッシャーズパーク』の話題に。建設中の同施設にて、プロデュースに当たるフィッシャーズのリーダー・シルクロードは、「ピュアな心だからこそ、夢を叶えられたのではないか」と前置きした上で、「一人じゃ絶対できないんで。色んな人が関わってくれて、こういう一つの大きい夢が叶えられたのはうれしいです」と、自分のビジョンが多くの共感を呼び、行動を喚起するという、動画クリエイターとしてのやりがいをしみじみと語った。
■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。